- 2014年05月14日 10:18
ネイティブ広告の実例集12選
1/3ネイティブ広告関連の記事を連投しているSEO Japanですが、なんとなくネイティブ広告の意味は分かっていても具体的にどういうものかといわれると、すぐにイメージできない人も多いのではないでしょうか?ということで、今回はネイティブ広告の実例を12集めた、ネイティブ広告を理解するにはもしかすると一番簡単かもしれない記事を。 — SEO Japan
大きな注目を集めているものの、ネイティブ広告(日本語)は、大半のマーケッターにとって、今も尚、曖昧なコンセプトである。
2014年の現状調査(日本語)によると:
- 調査参加者の49%はネイティブ広告が何だか全く理解していない。
- 24%はほとんど理解していない。
- 24%は少し理解している。
- 十分に理解しているのはたった3%である。
今回の投稿では、この認知度の低さ(そして、スポンサーシップ等と勘違いする人達が多いこと)を踏まえ、ネイティブ広告の例を幾つか紹介し、うまくいく理由を検証していくことにした。
それでは、早速例を見ていこう。
1. 印刷媒体のPR記事…一番手は古典的な作品
基礎、つまりPR記事から紹介していく。
デビッド・オグルヴィの「Guinness Guide to Oysters」は、上の「Guinness Guide to Cheese」と同じく、典型的なPR記事である。PR記事が話題に上がる際は、大抵、このPR記事が言及される。ブライアン・クラークもその一人だ。
一見すると、記事のように見える:
先週(日本語)、このコンテンツがPR記事である理由を説明した(来週は、コンバージョンをもたらすオンラインPR記事の書き方を詳しく説明する予定だ)。ここでは、このコンテンツを活かすためには、通常の記事のように見え、また、背景の様式とマッチしていなければならない、とだけ言っておこう。
つまり、ブランドの名前を削除した際に、メディアのスタイルにフィットする必要がある。
Guinness Guideは、印刷媒体の広告であり、「PR記事はウェブ上でも効果があるのか?」と言う疑問が湧く。一緒に考えていこう。
2. オンラインのPR記事
これはAtlanticに掲載されたIBMのPR記事である:
ご覧のように、「Sponsor Content」(スポンサーのコンテンツ)と明記されている。また、ヘッダーとナビゲーションバーを除くと、その他のIBMのコンテンツに組み込まれている。
さらに、この記事を作成したのは、IBMのマーケティング、ビッグデータ、および、分析部門のバイスプレジデントを務めるデビッド・ラバティー氏である。それでも、Atlanticの編集スタイルとデザインにマッチしている。
これはPR記事なのだろうか?実はPR記事ではない。明確なコールトゥアクションが掲載されていない。そのため、スポンサードコンテンツ、または、ブランデッドコンテンツと言うことになる。
Gawkerに掲載された以下のコンテンツはもっと分かりやすい。
この記事はGawkerのルートドメインを用いており、また、Gawkerの編集スタイルとデザインのスタイルとマッチしている。
そして、「Sponsored」(スポンサー)と明記されている。
また、2段落目に進むと、スポンサーの意図が明確に記されている — 番組を見て下さい!
これは明確なコールトゥアクションである。リンクをクリックすると、King of Nerdsを放映するTV局のウェブサイトに導かれる。これは正真正銘のPR記事である。
3. オンライン動画のPR記事広告
オンライン広告が話題に上がる際は、必ず動画も話題に上がる。
PR記事広告は動画にもなり得るのだ。Onion Labs クリエイティブエージェンシーを介して、The Onionは、まさにこの取り組みを行っている。
先週投稿した記事で、Southwest Airlineの動画を紹介した。今回は、知る人ぞ知る企業、Microsoftの動画を紹介しよう。
Microsoftは、この愉快なパロディーを介して、Onionの洗礼を受けているが、メッセージを伝えることに成功している。
コールトゥアクションは明確だ — Explorer 9を試してみよう。
4. PR記事…失敗
AtlanticによるScientologyの実験(失敗に終わる)により、「ネイティブ広告」と言うワードが広告業界に浸透するようになったと言える。
この実験の前では、「native advertising」(ネイティブ広告)の検索結果は、2011年の2月まで遡らなければ見つからず、しかも、2012年の11月になるまで1桁に達していなかった。
以下に、配信した直後に削除した当該のPR記事を掲載する:
PDF形式でならPonyterで全体を見ることが可能だ。
なぜAtlanticはこの記事を引っ込めたのだろうか?専門家は、Atlanticが失敗したポイントを挙げている:
- 「Sponsor Content」(スポンサーコンテンツ)と言う曖昧な表現を使った。これは、Guardianのライター、ダン・ギルマー氏曰く、広告を広告のように見せたくない際に使う表現のようだ。
- デザインのレイアウトが、Atlanticのデザインと似すぎている。
- 記事がAtlanticの記事と似すぎている。
コールトゥアクションも見当たらない。
しかし、このジョークは、Atlanticではなく、Scientologyに向けられたものである。この宗教団体は、広告が下手クソだ。個人的には、Atlanticがプレッシャーに屈したことが意外であった。広告が目立たないと言うなら、なぜ大量のクレームが出たのだろうか?
それでは、スポンサードコンテンツを見ていこう。



