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  • krmmk3

始まる?次世代ディスクの道

このところ影の薄い存在だったPIONEERが、久々に大きな動きをみせたように思います。

パイオニア、既存のBDドライブで読める512GBのアーカイブ用光ディスク
~メモリーテックとの共同開発


従来のBDのほぼ十倍の容量を持ちながらBDドライブ"で"読める、というのが大きな特徴です。BDドライブがDVDを読み込めるように、DVDドライブがCDを読み込めるように上位互換にするケースは珍しくありませんが、下位互換というのは珍しいことです。どういう特徴からPIONEERとしては「図書館や美術館の原資料や公文書などの情報を電子化して長期保存する、デジタルアーカイブ」としての利用を想定しているということで、BDにいずれ取って代わる次世代ディスク向けとして開発したということではなさそうですが、以前ソニーやパナソニックが開発した同じ利用をターゲットにしたArchival Discと比べるとはるかに一般向けに近く、あわよくば次世代ディスクのベースに・・・という考えがPIONEERに全くないということはないでしょう。

実際4K放送は間近なのに、その録画の保存やパッケージソフトの規格は全く出てきていません。もっともUHDTVの録画は保存の段階になってもHDDで直接やることになるだろうと思っています。いまさら円盤などに移して長期間保存しようなんて考えるのは日本人くらいなものでしょうからね。そして当然のごとくその日本だけHDDは紐づけされて録画番組は全く保存できないという形になるでしょうが・・・。それでもディスクが必要なのはパッケージソフトのためです。何度も書きましたがパッケージソフトの形式はある意味日本産業最後の砦ですし、意地でも守り通してかつ次も広めたいと考えるのは当然でしょう。ただ、BDはVHS・DVDと比べると成功したとはいいがたい状態にありますし、パッケージが次も通用するかは怪しいところ。そういうわけで、次世代はVHS・βに代表されるようなフォーマット競争ではなく、ネット配信+それで賄いきれる4K映像VS従来型パッケージ+8K映像という形になるのではというのがわたしの予想。そのためにはさっさと来る8K映像フォーマットが固まる前にそれに対応しうるディスクを用意してしまう必要があります。こういう時のPIONEERはかつての実績、たった一社の独自規格だったLaserDiscで十三社連合規格のVHDを蹴散らした過去がありますし、根回しはヘタでもしっかりしたものを作る信用のようなものはまだ残っている気がします。なので「まとまらないくらいなら有り物の中から一番使えそうなもので決めてしまおう」と今回のアーカイブディスクがベースになる可能性は無きにしも非ず、です。ディスク規格の名前がないのもそういう理由なのかも。

まぁここら辺は妄想ですが、さっさとUHDTVの録画も、それこそHDDだけでもいいですから決めてほしいものです。もちろん「録画規制はすでに市場に受け入れられて、一部を除いてほとんど不満を持っている人などいない」なんてことは絶対!全く!日本の津々浦々まで含めてあり得ませんから、ノンプロテクトでやるのがベストなのは言うまでもありません。

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