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次期東京オリンピック・パラリンピックまで6年

 昨年9月、2年後にオリンピックが開かれるリオデジャネイロのIOC総会にて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックが決定した。劣勢が伝えられていただけに、その瞬間は招致委員のみならず、多くの国民が感激したのは、多くの国民の記憶に新しい。

 それから早くも半年、東京オリンピックまであと6年に迫った。これをまだ6年あると見るか、もう6年しかないと見るか、人によって様々だが、準備を中心的に進める役割を担う安倍総理は、もう6年しかないという考え方でいるようだ。

 50年前の前回の東京オリンピックの時は、各施設や首都高速、新幹線、地下鉄などの交通機関は、それこそ突貫工事で行われていた。果たして開会式に間に合うのかと危ぶまれたが、何とか間に合うことができて、国民皆が一様に安堵したことを覚えている。その点からすると、安倍総理の考え方は間違っていない。

 前回の東京オリンピックは、日本の高度経済成長のスタート地点で開催された。また戦後復興を果たした日本の姿を、世界の人々に見て欲しいという気負いがあった。したがって「金に糸目をつけず」という状況で、巨額の投資が行われた。

 今回のオリンピック・パラリンピックでは、そんなに肩に力を入れないでも良いのではないか。これまで各国で開催されたオリンピックの中には、徹底的に経費を抑えた「地味オリンピック」もあったし、環境に優しいオリンピックや、民間に丸投げというオリンピックもあった。

 日本らしいオリンピックとは何だろうか。あまりお金をかけず、コンパクトで、それでいて温かい気持ちにさせるイベントかもしれない。まさに「お・も・て・な・し」を大切にすることではないだろうか。

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