- 2014年05月08日 18:43
大災害発生!その時、都議会議員は…単なる邪魔者?!
1/2連休中、都内でも震度5弱となる地震があり、びっくりして飛び起きた方も多いのではないでしょうか。
このとき私は友人の家に泊まっていたのですが、こんな素朴な疑問を聞かれました。
「これがもしもっと大地震だったら、都議会議員って何するの??」
…はっ!!
そういえば、都議会議員はどう行動したらいいんだろう??
普段、都民の防災についてしつこく突っ込んでいるくせに、自分たちのことについてきちんと把握していませんでした。。
で、議員になってから説明される機会もなかったので、てっきりそんなものはないのかと思っていたんですけど、議会局に確認したら出てきました(このプロセスでいいんだろうか…)。
「東京都議会の災害時応急体制に関する要綱」
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とりあえず議会でも対策本部を設置して、議員の安否確認やらをするらしいのですが、具体的にどうやってやるのかがけっこう謎です。
ちなみにこれは他の都道府県議会でもそういうところが多いらしく、宮城県議会は3.11の後に慌てて議員同士の安否や所在が確認できるシステムを導入したそうです。
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昨年12月、都議会の防災議員連盟で東北に訪問した際、県議会議員の方に見せてもらった議員用の防災カード。
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インターネットを通じて安否ステイタスが入力できるようになっています。一般企業も3.11以降、こうしたシステムを導入しているのが一般的です。この時もお話を伺って、
「都議会も早急にこうしたシステムの導入を云々」
って議論してたはずなのですが、その後どこに消えてしまったのだろう…。
- 音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)
- 参・維新/政治をアップデートする。日本初の「ブロガー議員」