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霊能者・波動鑑定師の徳花美紀インタビュー~無法地帯のスピリチュアル業界の健全化をめざす

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先日、霊能者に取材をしてきた。えっ、かさこさん、霊能者なんかに取材して大丈夫ですか?というかそっち系にハマっちゃった人になっちゃったんですか?と思われるかもしれないが、そうではないのでご安心ください。

取材したのは霊能者・波動鑑定師である徳花美紀(とくか・みき)さん(42歳)。なぜスピリチュアルとは縁遠い私が彼女を取材することになったかというと、占い師をはじめ、スピリチュアル業界にはあやしげな人間が多すぎる!と、「道場破り」のごとく、様々な占い師や霊能者などに突撃取材している、元占い師の酒井日香さんが、「こんなのイカサマではないか」と思い、道場破りで徳花さんのところに鑑定に行ったところ、「この人は本物だ!すごい!」と返り討ちにあってしまい(笑)、「かさこさん、この人は本物です!ぜひ会わせたい!」と紹介してくれたから。

霊能力を信じるとか信じないとかではなく、過度に霊能者を信じてすべて依存しきってしまうということでもなく、霊能者なんていねえよと全否定することでもなく、これまで壮絶な人生を歩み、何度も自殺を試みていながら、苦渋の人生を乗り越え、今は人のため、社会のために、自分の特殊な力を役立てたいと考えている、一人の人間として興味を持ち、話を聞いてきた。

徳花さんは、一部の悪徳霊能者や悪徳占い師のせいで、スピリチュアル業界全体がイカサマのように思われる現状を変えたいと考え、命を削って自分の力を社会に役立てている真っ当な霊能者たちのためにも、今後はメディアに積極的に露出し、業界の健全化を図りたいと考えている、徳花さんとはどんな人なのかインタビューした。(取材日:2014年5月6日)

1:スッピン&ラフな姿でファミレスでガラケー使って鑑定?!

霊能者と聞くと、あやしげな服装や容姿で、あやしげな道具を使い、おどろおどろしく、根暗な感じで、占いの館のようなあやしげな密室やどこか山奥の寺みたいなところで、見てもらうみたいな、そんなイメージがあるのではないか。

そんなのだからこそ「あやしい」「イカサマだ」と思う人も多いだろうし、逆にそうした演出にのまれて、霊能者に依存しきって、大金を貢いでしまう人も出てくると思うのだが、徳花さんの鑑定を受けに行ったところ、指定されたのはファミリーレストラン。お互いに理性を保つため、人がいるところの方がいいという。確かに受ける側にしてもオープンな場所なら、変な高額なツボを売りつけられたとしても逃げられる安心感がある(笑)。

「波動を見るためには集中しなければならないので」と化粧はまったくせず、スッピン。服装も近所のコンビニに買い物に行くようなとってもラフな服装だ。

「霊能者の世間的なおかしなイメージを変えたい。ヘンな衣装を着てみたいなことはしたくない」霊能者が普通に社会に受け入れられるようになってほしいとの思いから、徳花さんは妙な演出はしない。

鑑定のために出てきたのも、無地のA4の紙1枚と、様々な色のついたサインペン。あやしげなアイテムはまるでなかった。ただ鑑定自体は鋭い目線で、私の顔の上あたりや腕あたりを何度も見て、波動(エネルギー)を読み取り、そこで感じ取ったものを紙に書いていくというもの。

ただ波動を見ながら何度となく、古いガラケーを取り出し、何事か高速で真剣にチェックしていたので、何かこのガラケーに秘密があるのかと思いきや、紙に感じたことを書く際、漢字がわからない場合、変換して確認しているとのこと。ガラケーに特に秘密があったわけではなかった(笑)。

徳花さんの鑑定は、単に当たったか当たらないかみたいなことではなく、人生の岐路に立ちつくした時に、どの方向にどのタイミングでどんな方法で、進んだらよいのか、もしくは進まない方がよいのか、いいことがあれば背中を押し、悪いことがあれば危機を回避させるアドバイスをしてくれることが、評判になっている要因なのだが、私が鑑定してもらった結果、いろいろと私のことを言い当てていた。

事前に酒井日香さんの紹介でイベント時に名刺交換しており、かさこマガジンも渡しているので、それを読めばわかる部分も多いとは思うものの、「本来は臆病で弱い自分がいたが、向き合うことを決めた時に変化」「親子のご縁という平凡な形が崩れ、さみしい距離、想いをした」(私の両親は私が二十歳の時に離婚している)といった風に、かさこマガジンやブログやホームページなどからは、多分わからないであろうこともすらすらと書いていった。

また「良い意味で流れにのまれにいくのはよいが、相手のペースに振り回されるな」というアドバイスは、まさに私がよくハマってしまうケースなので、さすがだと思った。仕事面については、今年も来年も「守り」という話を聞き、私の中でしばらくはまだ「待ち」なんだろうなという思いがあったので、自分の置かれた状況や想いとも、よく符合していた。

私の今の状態は何かそんなに深刻な問題や悩みもないので、取り立てて特別な何かが見えたとかいうことはないが、鑑定を受けた人の中には、「今すぐ病院に行って検査した方がいい」とアドバイスを受けたところ、大きな病気が発見されたとか、「家族が死にそうだから早く行ってあげれば助かる可能性がある」といって半信半疑で親元に帰ったら、そうした場面に遭遇したとか、「この人は信じない方がいい」と経営者にアドバイスしたが、その人を信じたところ、数カ月後に大金を持ち逃げされたとか、かなりいろいろとすごいことがあるという。

徳花さんはこのような特殊な力は幼少の頃からあった。「この人、もうすぐ死ぬかも」といったら本当に死んでしまったり、それが何人も続くと、周囲は「すごい人」というより、「怖い人」として認識されるようになった。

「ちょっとした予知ぐらいであれば、人はおもしろがったりすることができる。でもそれが人の生死に関わるようなことで当たってしまうと、すごいというより怖い人、近づきたくない人と思われてしまう……」

特に小さな頃は見えないものを読み取る力をコントロールできず、そのまま人に言ってしまうため、周囲の恐怖は半端なかったという。

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