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持てる者と持たざる者

NYの地下鉄、いやいろんなところに物乞いがいる。貧富の差がそれだけ大きいのか…。とも思うし、日本などと違ってそういったものが当たり前と受け入れられているのか、結構小銭や物を与えている人も多い。

自分自身のこれまでの感情はそういう人たちは努力してまっとうな職を探すべきである。本当は恵みたいが、それは決して本人たちのためにならないので金銭やものを与えるものでないとずっと思ってきた。

たぶん、日本人としては標準的な考え方ではないだろうか。

もちろん、何か災害があったときには相応に(場合によっては自分の身が少し痛む程度)に寄付もしているし本当に困っている人を助けたいと思っているしそれが人間の義務であるとも思っている。

だがよく考えるとそういった人たちは本当に働きたくて職を探したが職がなかったかもしれない。見た目ではわからないが何か慢性的な病気を抱えているかもしれない。少年時代に間違いを犯して職に就く機会がなくそのままもう働くという習慣を身に着けることが無理になってしまったのかもしれない。

そう考えると、本当は金銭をあげるべきなのではないかと最近は少し思うようになっている。

どんな理想的な社会になっても一定数、社会からなんらかの事情で疎外される人たち、(表現は不適切かもしれないが)脱落する人たち、社会に不適合な人たちがきっと存在するだろう。そういった人たちは通常、政府の援助や民間の援助によって救われることになる。

もちろん、上述の人たちも政府による援助をすでに受けたうえで職業としてそういった行動をやっているかもしれないが…。(意外と実入りが良かったりして…)

だが、いずれにしてもわれわれの税金やどこかのボランティア団体からの援助によって救われるのであれば、そのような組織を介さずに直接にお金を受渡しして支援することも問題がないのではないかと思う時があるわけだ。

最初に書いたように、「情けは人の為ならず」は非常に重要な大原則であると思うけれども…。

幸運にも親が財産を持っていてそれを受け継ぐことができた人たち。幸運にも優秀な頭脳や優秀な肉体を持つことができその結果として成功した人たちは慈善活動を通して少しでも世の中に貢献すべきだと思う。

一方で成功した人たちを嫉妬するべきでもない。どんなに優秀な頭脳や才能があろうとも努力一切なしに成功することなど不可能である。もちろん、運さえよければそれでも成功する人もいるだろう。でもそんな例外的な人を嫉妬すべきでもないだろう。運だけで分不相応な金銭や地位を手に入れたとしても幸せに離れないし長続きはしない。いつも言うように年収は600万を超えてくればあまり幸福度は変わらないし宝くじで収入を得たとしてもたいていの場合は幸福は長くは続かない。

なんか日本の一億総中流的な感覚はいいのだが、努力や才覚を個人のものと考えすぎているきらいがあるのではないかと思って憂いているからである。たぶん、将来への不安・税金の高さ・自己責任の意識や努力することの大切さをわかっているからでありそれは素晴らしいことでもあると思うのだが、寄付やそういったことがあまり増えない原因でもあるのだろうと思う。

すべての人は自己責任の原則に基づいて生きるべきだが、不幸にして失敗した人・チャンスを与えられなかった人たちがいる。そういったことに人並み以上に暮らせている人はもっと気を配るべきだろう。ってまあ、お前が言うなという感じかもしれないが…。

なんか当たり前のことを何のたとえ話も数字もなしにそのまま書いてしまいました…。来週はもうちょっと気の利いた文章を書けるようにします。

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