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メーデーに参加した安倍首相とこれを受け入れた連合

 およそ労働者の敵であるような政策ばかりを強行する安倍首相がなぜ連合主催のメーデーに参加したのか。

 労働者を守るための連合が、なぜ労働者の敵であるような政策を強行する安倍首相のメーデー参加を許し、演説までさせたのか。

 この疑問にきょう4月27日の朝日新聞のメーデー記事が見事に答えてくれている。

 なぜ安倍首相はメーデーに参加したか。

 安倍首相は経済界の代表を説得して連合では出来ない賃上げを勝ち取った。その成果をひっさげて、今度は経済界が求める労働規制緩和への理解を得ようとするアメとムチの使い分け戦略であると。

 加えて民主党と連合の間にくさびを打つ狙いもあると。すなわち民主党が頼りにならない状況のなかで連合が政権にすがりたくなる事を見せつけるためであると。

 なぜ連合は安倍首相をメーデーに迎え入れたのか。

 連合加盟の組合員は減る一方で、政府に対する影響力を失うばかりだ。ここで安倍政権と対決姿勢をとれば政労使の協議の枠組みから外され、ますます影響力を失う。

 だからと言って安倍政権と協調すればますます労働者から見放される。この矛盾を象徴するかのように連合は「労働者保護ルールの改悪に断固反対する」という特別決議の採択は、安倍首相や山口公明党代表らが会場を去ってから自分たちだけで行ったのだと。

 安倍首相をメーデーに迎えたのは腰の定まらない連合の苦渋の選択であったのだと。

 要するに安倍首相に連合はいいようにやられているということだ。

 朝日は書いている。

  「誇る(安倍)首相 冷めたメーデー」だったと。

  野党がなくなり、政治がつまらなくなるはずである。

  戦う事を止めた連合の責任はあまりにも大きい(了)

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