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国内の広告プラットフォーム

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急激な伸びを見せているインターネット広告費。
1999年にはわずか240億円でしたが、2008年には7000億円に成長。
2004年にはラジオ広告を、2006年には雑誌を抜きました。
2009年には新聞の広告を追い抜き、いずれテレビにも手が届くともみられています。

しかし、より大きな問題は、それらを合計した総額、6兆円が大きくなっておらず、むしろ減少している点。
広告全体として新しい市場をプロデュースできていないのです。
しかも、もはやその6兆円のパイを奪い合っている場合ではありません。
国内の6兆円市場は安泰ではない。
アメリカのネット企業が日本の広告費を吸い上げる動きもあるからです。
自動車メーカーなど大手スポンサーがCMをテレビからネットに移しつつあります。

ネットには国境がありません。
You Tubeには日本のコンテンツが大量に置いてあります。
日本のマスコミに支払っていた広告費をアメリカのサイトに振り向けたらどうなるでしょう。
6兆円のいくらかが海外流出し、国内が空洞化しかねません。

これに対し、デジタルサイネージは、国内のプラットフォームになるのではないでしょうか。
新しい成長領域を作り出せるのではないでしょうか。
一つのパイを新旧の業界で食い合うのではなく、これからみんなで開拓する新大陸となり得ないでしょうか。
期待はそこにあります。いまのうちに、国内に広告市場とプラットフォームを作っておきたい。

とはいえ、まずターゲットとするのは、現在の広告市場からビジネスを取ってくること。
まずはネット広告市場がデジタルサイネージに広がる展開が考えられます。
デジタルサイネージのシステムは、コンピュータのディスプレイにインターネットで配信するものが基本形。
だから、テレビ型のマス広告よりも、ネット広告の配信ビジネスに親和性があります。

ネット広告が家庭やオフィスのパソコンから街へと場を広げます。
ネット広告を屋外のディスプレイやタッチパネルと連動させていきます。
広告がバーチャルからリアル空間に飛び出します。
急成長している6000億円のネット広告市場を再構成し、新展開させるということです。

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