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情報のスピードが速い今こそ、"スローニュース"が必要?

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インターネットの発達により、ニュースは24時間届けられるようになりました。世界の裏側のことをリアルタイムで知ることができるのはすばらしいことですが、情報のスピードが速くなりすぎたことで、じっくりとものを考える時間が少なくなっているのかもしれません・・。

そんな問題意識を持つシティ大学ロンドンの2人の学生は、ニュースをスローダウンするウェブサイト「The Charta」を今年9月に立ち上げる予定です。

The Chartaのコンセプトは「INFORM, NOT NOTIFY(ニュアンスの違いが難しいのですが、ただ事実を知らせるのではなく詳しい情報を提供をする、という意味でしょうか)」。その編集方針は、事件や事故の速報を伝えるのではなく、2週間じっくりと調べてから報道をするというもの。

twitterは「何が起こったのか」を教えてくれるけど、僕たちは「なぜ起こったのか」「どのように起こったのか」「それはこれからどんな影響があるのか」を伝えていきます。本当にそれらのことを調べようと思ったら、時間がかかるものなんです。


と、ファウンダーのCharles-Édouard(チャールズ・エドワード)さん。もう1人のファウンダー Carolina Are(カロリーナ・アレ)さんは、The Chartaをつくる理由をこう話します。

私たちはニュースを読むことに疲れています。常に更新される情報にさらされ、ときとして何が本当に起こっているのかがわからなくなってしまいます。私たちはこの状況を変えようと思ったんです。


2人は現在、KICKSTARTERで資金を募集中。すでにプロトタイプを公開していますが、正式なオープン後はフリーミアムモデルを検討しており、一定数以上の記事を読む場合は年間£75(約1万2000円)または月間£6.25(約1000円)の購読料が必要とのこと。

 
情報のスピードが速い今だからこそ、この”スローニュース”という考え方は大事だと僕も思います。そしてこれは、これからの新聞や雑誌といった紙のメディアが進むべき方向のひとつかもしれません。速報はウェブに任せておいて、ニュースを深堀りするような情報を提供する。1つの記事は長く、更新頻度は少なくなりますが、その特性が紙のメディアに合っていると思うからです。

もちろんThe Chartaのように、ウェブでスローニュースを提供するのもありだと思います。実際に「Vox」や「The Upshot」など、ニュースを解説するウェブメディアも増えています。

速報とスローニュースはどちらが良い悪いではなく、両方が必要なもの。ただ、カロリーナさんが言うように今は情報があふれ過ぎている時代なので、じっくり読みたいスローニュースがもっと増えてもいいのかもしれません。

(via journalism.co.uk

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