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- 2014年04月04日 08:08
「みんなの党」渡辺代表「裏金」問題の疑問点その2(貸付・借入金)
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(7)では、2012年の5億円はどうでしょうか?
前掲の「週刊新潮」の記事によりますと、
2012年3月頃、渡辺代表は、吉田会長が検査入院していた慈恵医大病院の特別室に一人で訪ね、
「次の総選挙で、維新と全面的に選挙協力することになりました。両党で100人以上は当選する可能性がある。ついては20億円ほどお借りできませんか」
と頼んだものの、「みんなの党」と維新の連携はご破産になり、
渡辺代表は、
「5億円でいいことになりました」
と吉田会長に連絡したようです。
そして吉田会長は、
衆議院議員総選挙ほぼ1か月前の11月21日、
自己の口座から、2年前と同じ銀行口座〈りそな銀行衆議院支店「渡辺喜美」〉に、5億円を振込んだようです。
前述したように、渡辺代表は同年に「みんなの党」に2億5000万円を貸し付けています。
しかし、、渡辺喜美代表からの貸付日は、政治資金収支報告書に明記されていないため。
貸し付けた2億5000万円の原資が吉田会長からの借入金3億円であるのか、不明です。
これにつき、渡辺代表は、スクープ報道した「週刊新潮」が発売された翌日(3月27日)、記者会見し、
2010年について吉田会長からの3億円が振込まれる前に前述の貸付を行っていることを説明し、
当該3億円が「みんなの党」に貸し付けらてはいないことを事実上認めたような説明を行った上で、
2億6000万についても、同様のことが言え、ストレートに2億5000万が吉田会長のお金だとは言えない、と説明し、
吉田会長の5億円が2億5000万円の原資ではないとする説明を行っていました。
(8)ところが、その4日後(3月31日)に渡辺代表は、「8億円のうち2億5000万円は党への貸し付けであり・・・」などと説明したと報道されました。
ここでいう「2億5000万円」は2012年に渡辺代表が「みんなの党」に貸し付けた金額でしょう。
2010年は当該3億円から同党への貸付が報告されいないし、2011年もないので、2012年の当該5億円のその半分である2億5000万円を渡辺代表が「みんなの党」に貸し付けた、言い換えると、2億5000万円の原資は当該5億円である、と言いたいようです。
(9もっとも、3月31日に「みんなの党」のHPにアップされた渡辺代表のコメントによると、この点は曖昧です。
(10)要するに、2010年の3億円については、「みんなの党」への貸付の原資ではなかったことが判明しており、当該3億円が「みんなの党」に資金移動したことは政治資金収支報告書には記載されていません、
また、2012年の5億円については、渡辺代表の貸付2億5000万円の原資であるかどうかの点で3月27日の説明と同月31日に報じられた説明が異なりますので、吉田会長からの借入金の半分である2億5000万円が「みんなの党」に貸し付けられたのかどうか、渡辺代表は、客観的な証拠を出して、きちんと説明すべきです。
たとえ、2012年の貸付金2億5000万円が吉田会長からの5億円の半分であったとしても、残りの2億5000万円は「みんなの党」に資金移動したと政治資金収支報告書に記載されてはいないのです。
前掲の「週刊新潮」の記事によりますと、
2012年3月頃、渡辺代表は、吉田会長が検査入院していた慈恵医大病院の特別室に一人で訪ね、
「次の総選挙で、維新と全面的に選挙協力することになりました。両党で100人以上は当選する可能性がある。ついては20億円ほどお借りできませんか」
と頼んだものの、「みんなの党」と維新の連携はご破産になり、
渡辺代表は、
「5億円でいいことになりました」
と吉田会長に連絡したようです。
そして吉田会長は、
衆議院議員総選挙ほぼ1か月前の11月21日、
自己の口座から、2年前と同じ銀行口座〈りそな銀行衆議院支店「渡辺喜美」〉に、5億円を振込んだようです。
前述したように、渡辺代表は同年に「みんなの党」に2億5000万円を貸し付けています。
しかし、、渡辺喜美代表からの貸付日は、政治資金収支報告書に明記されていないため。
貸し付けた2億5000万円の原資が吉田会長からの借入金3億円であるのか、不明です。
これにつき、渡辺代表は、スクープ報道した「週刊新潮」が発売された翌日(3月27日)、記者会見し、
2010年について吉田会長からの3億円が振込まれる前に前述の貸付を行っていることを説明し、
当該3億円が「みんなの党」に貸し付けらてはいないことを事実上認めたような説明を行った上で、
2億6000万についても、同様のことが言え、ストレートに2億5000万が吉田会長のお金だとは言えない、と説明し、
吉田会長の5億円が2億5000万円の原資ではないとする説明を行っていました。
朝日新聞2014年3月28日01時25分
借金の使途「かなり大きい熊手」 渡辺代表会見3
・・・・・・
――2012年の資産報告書には2・5億円を借りて、2・5億円をみんなの党本部に貸し付けたことになっている。吉田会長から借りた金を党に貸したということか。
〈渡辺喜美代表〉そういうところは、三谷議員に全部チェックしてもらおうと思っている。公開情報だけで判断すると、たとえば、2010年の吉田会長からの振り込みがあったのが6月30日で、私が党に貸し付けているのは、それよりも前。6月21日ぐらいに、これは収支報告書に全部記載されているし、通帳をめくってみたら、その通りになっていた。
6月21日に1億2千万円ぐらい貸し付けていて。それが、そのまま収支報告書に出ています。吉田会長の貸付金が、ストレートに私のところを経由して党本部に行っているということではまったくない。2億5千万についても、同様のことがいえる。私にも、個人財産もあるし、いろいろな方からご支援をいただいている。肉親の場合には、資産公開には出さなくても良いということもある。いろいろなお金が色はついていないので。これは吉田会長のお金ですよ、という風にはなっていない。ストレートに吉田会長のお金だ、ということは言えない。
(8)ところが、その4日後(3月31日)に渡辺代表は、「8億円のうち2億5000万円は党への貸し付けであり・・・」などと説明したと報道されました。
NHK3月31日 18時11分ここでいう「8億円」は、吉田会長からの、2010年の3億円と2012年の5億円の合計金額でしょう。
渡辺氏 辞任要請に「法的な問題なし」
みんなの党の渡辺代表は、化粧品会社の会長から合わせて8億円を借り入れていた問題で党最高顧問を務める江口克彦参議院議員から代表を辞任するよう求められたのに対し、法的に問題はないとして引き続き代表にとどまる考えを伝えました。
今回の問題で、みんなの党内から代表辞任を求める声が出たのは初めてです。
みんなの党の渡辺代表は、東京の化粧品会社・ディーエイチシーの吉田嘉明会長から4年前の参議院選挙の前の月に3億円、おととしの衆議院選挙の前の月に5億円の合わせて8億円を借り入れていた問題を巡って31日、党最高顧問を務める江口克彦参議院議員と電話で会談しました。
この中で江口氏は、「国民は、説明責任が果たされたと思っていない。渡辺氏個人の問題ではなく、みんなの党や、ひいては政治に対する不信を招いている」と述べたうえで、「法的な問題の有無が明確になるまで、けじめをつけるべきだ」と述べ、代表を辞任するよう求めました。
これに対し渡辺氏は「8億円のうち2億5000万円は党への貸し付けであり、残りは党の躍進のため、私が個人的に使った。法的には何ら問題はない。出処進退は自分自身で決める」と述べ、引き続き代表にとどまる考えを伝えました。
今回の問題で、みんなの党内から代表辞任を求める声が出たのは初めてです。
今回の問題を巡って渡辺氏は、みずからのホームページで、「猪瀬前東京都知事と違い、私個人の選挙運動のために借り入れた資金ではなく、法律違反は生じない。今後、資金が工面できしだい返済していく」などとした見解を改めて示していますが、みんなの党内では、神奈川県総支部が渡辺氏に対し資金の使いみちを含め早急に明確な説明を国民にするよう求める要請書を提出するなど、動揺が続いています。
ここでいう「2億5000万円」は2012年に渡辺代表が「みんなの党」に貸し付けた金額でしょう。
2010年は当該3億円から同党への貸付が報告されいないし、2011年もないので、2012年の当該5億円のその半分である2億5000万円を渡辺代表が「みんなの党」に貸し付けた、言い換えると、2億5000万円の原資は当該5億円である、と言いたいようです。
(9もっとも、3月31日に「みんなの党」のHPにアップされた渡辺代表のコメントによると、この点は曖昧です。
DHC会長からの借入金についてのコメントこの説明だと、私べ代表が「みんなの党」に貸し付けた2億5000万円の原資は吉田会長からの借入金5億円であると説明しているようにも読めますが、そうでないようにも読めるのです。
2014年3月31日 15:37
・・・。DHC吉田嘉明会長からお借りしたお金は、党勢拡大のために党に迷惑をかけることのないよう、私が純粋に個人としてお借りしました。・・・。
・・・。
猪瀬直樹前東京都知事のケースは、自分の選挙資金として借りたのに報告していなかったというものです。私の場合、私個人の選挙運動のために借り入れた資金ではありません。ここが猪瀬氏と根本的に違うところです。私は自分の選挙にも借入金を使ったことがないので、私の選挙収支報告書には載っていないだけです。党に貸し付けた分は、2012年分の党政治資金収支報告書に2.5億円きちんと掲載されています。
・・・。
みんなの党 代表
渡辺喜美
(10)要するに、2010年の3億円については、「みんなの党」への貸付の原資ではなかったことが判明しており、当該3億円が「みんなの党」に資金移動したことは政治資金収支報告書には記載されていません、
また、2012年の5億円については、渡辺代表の貸付2億5000万円の原資であるかどうかの点で3月27日の説明と同月31日に報じられた説明が異なりますので、吉田会長からの借入金の半分である2億5000万円が「みんなの党」に貸し付けられたのかどうか、渡辺代表は、客観的な証拠を出して、きちんと説明すべきです。
たとえ、2012年の貸付金2億5000万円が吉田会長からの5億円の半分であったとしても、残りの2億5000万円は「みんなの党」に資金移動したと政治資金収支報告書に記載されてはいないのです。



