記事
  • 煎茶

嫌韓商法の展望、ネトウヨの浸透と拡散

昨年末あたりから、雑誌媒体も嫌韓を特集するようになり、電車の車内吊り広告やコンビニで見かける表紙でも、アンチ韓国が目につくようになりました。
2002年のサッカーワールドカップから12年、フジテレビデモから3年、ネット媒体とその影響下にある人達の間でのみ異様な盛り上がりを見せていた嫌韓運動がついに活字媒体でも浸透し始めた、と。
嫌韓が商売になる、と気付き始めた出版社が多いということなんだと思いますが、随分気づくの遅かったなあ(笑)
まだテレビや新聞などでは大っぴらにそういう主張をしているケースはそれほど多くないけど、これも時間の問題なんでしょうかね。
国民総ネトウヨ化も待ったなしですね。

うちのブログでも何度か韓国やネトウヨを批判するエントリを書いてきましたが、たしかに韓国をネタに記事を書くとネトウヨがよく寄ってきます。
韓国許すまじという「正義感」に燃えた国士の方々は少子高齢化や不景気、貧困、原発、ブラック企業問題を憂える人々よりずっと多い。

私自身はわりと2002年のサッカーワールドカップ以前から韓国に対しては良い印象なんぞほとんど持ち合わせてなくて、今も批判的な見方を変えることはありませんが、ここ数年は韓国の問題よりも韓国をディスっている人たちのほうが問題だよな、としか思えなくなってしまいました。
世の中で何が問題か、という優先順位の問題。
優先順位で言うなら、韓国の反日活動よりもネトウヨのヘイトスピーチ、ミスリード、捏造、反知性主義的プロパガンダのほうが問題だよな、と。
それでどんどん大事な問題が見えにくくなっていきますからね。

ただまあ、こうして活字媒体にも嫌韓商法が進出してしまった、ということはかつてのSFみたいに「浸透と拡散」という状況になり、ムーヴメント的な熱狂から冷めて、もう少し冷静な、反韓国意識、程度に落ち着くこともあるんじゃないかな、と思ったり。
韓国をどれだけディスっても、仮にこの世から韓国人がすべていなくなったとしても、それで日本人の生活が豊かになる、ということはありえませんからね。
無警戒であっていい隣人ではないけれども、だからといってそればかりにかかずらわっているわけにはいかない、という認識に早いところ到達できればいいんですが。

関連記事:ネトウヨが保守を乗っ取った

リンク先を見る
ネトウヨとは何か
posted with amazlet at 14.04.14
ジェイ・キャスト (2013-12-04)
売り上げランキング: 18,007
Amazon.co.jpで詳細を見る

あわせて読みたい

「ネット右翼」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    ザギトワを追い込んだロシアの闇

    WEDGE Infinity

  2. 2

    無印敗訴 偽物が勝つ中国に懸念

    岩田温

  3. 3

    街宣右翼に山本太郎氏「おいで」

    田中龍作

  4. 4

    ブラタモリの余計な演出に興ざめ

    メディアゴン

  5. 5

    よしのり氏 枝野氏は認識が甘い

    小林よしのり

  6. 6

    日本へ歩み寄る韓国 背景に民意

    NEWSポストセブン

  7. 7

    日本の情緒的な石炭維持論は問題

    鈴木馨祐

  8. 8

    よしのり氏「化石賞」報道に苦言

    小林よしのり

  9. 9

    日本は最も成功した社会主義国

    自由人

  10. 10

    秋山パロ動画に抗議「侮辱行為」

    水島宏明

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。