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- 2010年09月20日 02:02
凡人が、夢を諦めず絵や音楽を仕事にする方法
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確かに、画家やアニメーターやミュージシャンになって、まともにメシを食っていくのは凡人にできることではない。もともとの才能があり、なおかつ異常なほどの集中を保ってそればかりをやって習熟するということができる人でなければ、こういった「需要(仕事のポジション)が少なく供給(なりたい人)の多い」仕事で勝ち抜いていくことができない。
夢を諦めさせる
でも、まぁそんなに悲観しなくてもよい。凡人でも、ある程度それを仕事にする方法はあるだろうと思う。それは、「コンピューターでそれをできるようにする」ことだ。
前にも書いたが、ウチの子供の通う、シリコンバレーのとある平凡なレベルの中学には、「アニメーション」の授業がある。選択科目であるが、人気最高で希望してもなかなかはいれないらしい。
憂うべきは「カリフォルニアの教育」か「日本のアニメ産業」か - Tech Mom from Silicon Valley
今年も9月は学年の初めなので、各授業の先生と親が顔合わせをする「Back to School Night」という日があり、先週、アニメーションの先生とも会ってきた。この先生は、なんと15年前からこの中学でアニメを教えているそうで、「美術」と「コンピューター」の両方で教師の資格を持っているというクロスオーバーな人である。この日は全科目の先生と会ったのだが、この先生ほど幸せそうな先生は他にいなかった。
アニメの授業といっても、基本的にはすべてコンピューターでアニメを作成する。(一応、「歴史を学ぶ」意味で、セル画を描く実習もあるようだが。)昨年、ウチの息子の「ホームルーム」がアニメ、と聞いたときは驚いたが、昨年度ずっと見ていると、基礎的なことからけっこうしっかりと教えてくれるし、「コンピューターでこんなことができる」といった知識や、プログラミングのコンセプトも少々教えてもらえるし、学年末の共同プロジェクトはYouTubeにアップされているが立派なものである。大したものだと感心している。「コンピューター」の授業、というと男の子ばかりになりそうだが、「アニメ」には絵が大好きな女の子もたくさんいて、ちょうどバランスが取れている。
そんな絵の上手な女の子の作品は、集まった親御さんたちが一様に驚きの声を上げるほどの出来栄えなのだが、先生いわく「でも、そのすぐ隣で、まだ経験が浅くてそれほど上手にできない子が作業していても、その子はその子で、自分が今までやったこともないことが出来ているので、目を輝かせて夢中でやっていて、とっても幸せなのだ」という。そして、「今年は、選択音楽クラスの子供たちのバンド演奏をウチのクラスのアニメと組み合わせて、カリフォルニア州のコンペティションに出して、きっと賞をとるぞ!」とウキウキしている。先生が、である。(アニメに音楽は欠かせないので、音楽編集ソフトも習う。)学校の授業で、これほど全員が自然に「目を輝かせる」授業は他になく、そりゃぁ教えている先生も楽しくてしょうがないだろう。
シリコンバレーには、CGアニメのピクサー、映画特殊効果のILM、ゲームのEAなど、大手のグラフィック系企業が地元にたくさんあり、この授業出身でアニメーターやCG屋さんになった人もいるようだが、それよりも「これをやっておけば、つぶしがきく」という。普通の企業の仕事でも、プレゼンテーションに動画を入れたり、企業のウェブサイトを作ったり、実はけっこう芸の使い道はあるし、そもそも各種のコンピューター・ソフトを扱うスキルが身につく。
音楽についても、例えば子供の友人のお父さんで「ミュージシャン」がいるが、バンド演奏は週末、半分趣味でやっているだけ。本職は、自宅の地下室にある、あらゆる楽器と録音装置とコンピューターを駆使して、携帯の着メロや、企業のウェブ動画用などの「コンピューター音楽」を作る仕事である。
夢を諦めさせる
でも、まぁそんなに悲観しなくてもよい。凡人でも、ある程度それを仕事にする方法はあるだろうと思う。それは、「コンピューターでそれをできるようにする」ことだ。
前にも書いたが、ウチの子供の通う、シリコンバレーのとある平凡なレベルの中学には、「アニメーション」の授業がある。選択科目であるが、人気最高で希望してもなかなかはいれないらしい。
憂うべきは「カリフォルニアの教育」か「日本のアニメ産業」か - Tech Mom from Silicon Valley
今年も9月は学年の初めなので、各授業の先生と親が顔合わせをする「Back to School Night」という日があり、先週、アニメーションの先生とも会ってきた。この先生は、なんと15年前からこの中学でアニメを教えているそうで、「美術」と「コンピューター」の両方で教師の資格を持っているというクロスオーバーな人である。この日は全科目の先生と会ったのだが、この先生ほど幸せそうな先生は他にいなかった。
アニメの授業といっても、基本的にはすべてコンピューターでアニメを作成する。(一応、「歴史を学ぶ」意味で、セル画を描く実習もあるようだが。)昨年、ウチの息子の「ホームルーム」がアニメ、と聞いたときは驚いたが、昨年度ずっと見ていると、基礎的なことからけっこうしっかりと教えてくれるし、「コンピューターでこんなことができる」といった知識や、プログラミングのコンセプトも少々教えてもらえるし、学年末の共同プロジェクトはYouTubeにアップされているが立派なものである。大したものだと感心している。「コンピューター」の授業、というと男の子ばかりになりそうだが、「アニメ」には絵が大好きな女の子もたくさんいて、ちょうどバランスが取れている。
そんな絵の上手な女の子の作品は、集まった親御さんたちが一様に驚きの声を上げるほどの出来栄えなのだが、先生いわく「でも、そのすぐ隣で、まだ経験が浅くてそれほど上手にできない子が作業していても、その子はその子で、自分が今までやったこともないことが出来ているので、目を輝かせて夢中でやっていて、とっても幸せなのだ」という。そして、「今年は、選択音楽クラスの子供たちのバンド演奏をウチのクラスのアニメと組み合わせて、カリフォルニア州のコンペティションに出して、きっと賞をとるぞ!」とウキウキしている。先生が、である。(アニメに音楽は欠かせないので、音楽編集ソフトも習う。)学校の授業で、これほど全員が自然に「目を輝かせる」授業は他になく、そりゃぁ教えている先生も楽しくてしょうがないだろう。
シリコンバレーには、CGアニメのピクサー、映画特殊効果のILM、ゲームのEAなど、大手のグラフィック系企業が地元にたくさんあり、この授業出身でアニメーターやCG屋さんになった人もいるようだが、それよりも「これをやっておけば、つぶしがきく」という。普通の企業の仕事でも、プレゼンテーションに動画を入れたり、企業のウェブサイトを作ったり、実はけっこう芸の使い道はあるし、そもそも各種のコンピューター・ソフトを扱うスキルが身につく。
音楽についても、例えば子供の友人のお父さんで「ミュージシャン」がいるが、バンド演奏は週末、半分趣味でやっているだけ。本職は、自宅の地下室にある、あらゆる楽器と録音装置とコンピューターを駆使して、携帯の着メロや、企業のウェブ動画用などの「コンピューター音楽」を作る仕事である。



