- 2014年04月09日 12:09
消費税が高すぎる!! 〜さわやか脱税社会を目指して - 松本哉
と、ムシャクシャしていると、お次ぎに登場するのが毎度おなじみ消費税だ。今度は酒だの車だのタバコだのじゃなくて、全部にかかってくる。まったくヒドい話で、何かを買うとなったら片っ端から税金を取られる。八百屋で大根を買っても、パン屋で食パンを買っても、国に金を払う。まったく、悪いことも贅沢もしてねえのに・・・。ちなみに、思い起こせば20年ちょっと前まではそんなものなかったのが、「どうしてもないとやって行けない」とのことで強引に3%取られるようになり、ちょっとしたら「足りない」と言い出し5%に。で、今回はまた「全然足りない」とのことで4月1日から8%になり、もうすぐ10%に上がるという・・・。消費税は全部福祉のために使うとか体のいいこと言ってるけど、昔に比べて一割も福祉が増すとは思えない・・・。
コラー!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふざけんな、オマエ!!! 取りすぎだよ!! 何に使ってんだ、おい! いろんな税金が上がるばっかりで、下がったためしがないじゃねーか! で、また役所とケンカになっても、どうせ「いや〜、法人税の減税はこれまでも何度もやってるんですけど・・・」とか公務員みたいなこと言い出す。法人税って企業でしょ? 金持ってない庶民から巻き上げて、もうかった大企業の税金はオマケしてあげるって、こんなアベコベな話あるか! で、また役所に言っても「いや〜、企業のみなさんからも消費税は頂いてますから」と、またヘリクツをこねる。ケッ、もういいよいいよ。知るか! もう帰って寝る!!
脱税しかない!!!!
ってことで、アホな政治家たちのおかげで今回も目出たく増税!! 町を歩けばほとんどすべてのものが高くなっている。よーし、もう頭に来た! やいやい、脱税だ脱税だ! 帳簿をごまかせ! 所得を隠せ! 納税の督促状を破り捨てろ!!! 税務署かかって来い、バカヤロー。もし本当にかかって来ても、帳簿と通帳を両脇に抱えて裏口の塀を乗り越えて逃げ出してやるからな、ザマーミロ! もう税務署にはビタ一文くれてやんねえ!
・・・と、景気よく行きたい所だけど、敵は相当手ごわく、目を付けられたら追っ手が近所の税務署から走ってくるし、あらゆる手を使って銀行口座を見つけ出し、口座を差し押さえられる。更には、追っ手に警察も加わり、お縄になることもある。これは勝ち目がない。くそ〜、なかなかやるな、あいつら・・・。やつらがその手を使うなら、こっちにも考えがある!!! よっしゃ、脱税は延期だ!
目指せ夢の脱税事業!
でもやっぱり、これだけ税金を払いつつ、さらに増税はどうも腹の虫が収まらない。金持ちならまだしも、貧乏人からしたらこれほど苦しいものはない。いいことに使ってるならまだしも、どう考えてもムダに取りすぎだ。ここはひとつ、少しでも抵抗は試みたい。政治家のやつらは税率を上げれば税収が増えると思ってるのかもしれないが、我々は奴隷ではない。そう単純にはいかない所を知らしめて、悪徳政治家達を悔い改めさせるしかない。ちなみに、よくよく考えたら、脱サラとか脱原発とか脱ナントカって言葉はたくさんあるけど、脱税だけずいぶんと印象も扱いも悪く、犯罪者みたいだ。税金をちょろまかす時だけに使うんじゃなくて、合法的に節税(←この言い方はなんかシミッタレてていやだ)する、さわやか脱税が出来ないもんかね〜。よし、やろうやろう、合法的なさわやか脱税!
さて。そこで、思い出してもらいたい! なんと、一年間の売上が1000万円以下の事業者は消費税は非課税なのだ。これ、いいね。要するに、一ヶ月の売上が80万円程度のお店やフリーランスの仕事などなど、個人事業主からものを買ったりする時は、本来は消費税がかからないってこと。ただ、1000万円行くかどうかってのは、12月31日までわからないので、どこの店も消費税を取っている。これはまあ、仕方のないこと。じゃ、みんなで頑張って1000万円を越えないような事業をたくさん作ればいい。
1000万円の売上ってのがまた微妙な数字で、普通に考えたら1人か2人がやっと食べて行けるかどうかって感じ。店舗も事務所も要らない仕事など利益率の高い事業だったら、売上の大部分が収入になることもあるから豊かに暮らせるけど、家賃や人件費などの経費がたくさんかかる仕事とか、小売や委託販売業などの薄利多売系の業種で1000万円の売上ってなったら、実際の収入は貧困の極みだ。まあ、そのへんの有利不利はあるものの、やって出来ない規模じゃない。
こうなってくると、売上が1000万円を越えたら負け。たちまち課税対象業者となり、のちに8%の消費税を国に払わなければならないし、売値も8%値上げしなきゃいけない。なので、なんとかして12月31日までに1000万円以下に滑り込まなくてはならない。こうなってくると、うかつに繁盛しすぎるとマズいので、12月に年間売上が1000万円に近づいて来たら、早めに年末休みに入っちゃうところも出てくるはずだ。「○○屋さん、10月なのにもう納会やってたよ、景気いいね〜」とか「△商店さんなんか、お盆から冬休み入ってるよ」「××堂なんか1月しか店開けてなかった」ってことになってくる。要は、正月1日から1000万円獲得競争がスタートして、ミッションをクリアした人から仕事が終了していくということになって、どれだけ休みが多いかが豊かさの象徴になってくるという社会。う〜ん、そう考えると、意外といいね、消費税増税。自民党もなかなかイキなことやってくれるね〜。
で、そうすると、年末には世の中のほとんどの店が閉まってるってことになる。そうなってくると、ここに目を付ける勝負師も出てくる。競争の激しい年の前半は遊び回って暮らし、強豪たちが続々と正月休みに入って行く秋以降に一気に勝負をかける。すべての店が閉まった12月、すべてのものを売る店が突如オープンして、独走態勢で一挙に畳み掛ける!!! これはすごい! しかも、すでにミッションクリアした店から場所を借りればいいので、経費もかからない。その家主も家賃収入など入って1000万円を越えたら一大事だから、よもや店賃など受け取れまい。
そうこうして、年末商戦にかける一発屋ブームも到来して競争が激しくなってくると、今度は正月スタートダッシュ組が疲弊してくる谷間の夏休みを狙う輩も出てくる。で、みんなが穴場を狙いまくって、一年を通して均等になってくると、今度は一日に2時間だけ開ける年中無休の店が登場したり、意表をついて年末年始を挟んで一挙に2000万円近く荒稼ぎして、約2年間休む店などなど・・・、いろんな手を使う奴らが現れる。もう、ここまで来たら、商店街の立ち話からは「あの人、一年中働いてるよ。お気の毒にねえ」なんて会話が聞こえ、厳格なお父さんは我が子を正座させて「おまえも、一年の半分以上は遊んで暮らすような立派な大人になるんだぞ!」と説教するような時代も近いかもしれない。
心配性の人は、空いてきた市場に大手チェーン店が乗り込んで来て一挙に顧客をさらうのではないかと思うかもしれないけど、大丈夫。やつらは8%高い。そのうち10%になろうもんなら、より有利になる。もう3%や5%とは訳が違う。15%? 20%!? いいですね〜、景気いい! そこまで来たら商店街地図を作って非課税店は青、課税店は赤で示せば一目瞭然! もう勝負あった!
あ、ちなみに、我がリサイクルショップの素人の乱5号店は、2店舗経営していることもあり、残念ながら売上は1000万円を越えてしまっている! まんまと課税業者。チキショー、まだ努力が足りないか。う〜ん、これはみっともない。はやく1000万円以下を目指して頑張らないと!!!!
ちなみに、この小規模経営体の増殖作戦のハードルを下げるためにも、あまりお金をかけずにいろいろ楽しくやる方法ももっと研究して行かないとね〜
ってことで、目指せさわやか脱税社会!!



