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小保方晴子氏の代理人が激白!「委員会の勝手な推論」と正面から反論し不服申立て

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そもそも学位論文に用いた画像から切り貼りしたものではない!?

—【三木弁護士の回答】——————–

「①調査報告では、『論文1の画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に掲載された画像と酷似することが判明した。上記の申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に掲載されたデータから得られたものであるとの言及はなかった」とあります。なぜ、2月20日に申し出をした時点で、学位論文のデータであると小保方さんはおっしゃらなかったのでしょうか? という質問について。

⇒調査報告書では、論文に掲載された画像が、学位論文の画像A1とは配置等が異なることから、委員会が勝手に推論して、「学位論文から切り貼りしたはずだ」と解釈して、小保方の説明を、虚偽と認定しているようです。(分かりにくい表現ですが)

 しかし、この勝手な推論は誤りであると主張します。

 私どもが、本人から聴取したところでは、論文に掲載してしまった画像は、共同研究者間で行われるミーティングに用いたパワーポイント資料に掲載した画像で、
そもそも学位論文に用いた画像から切り貼りしたものではないことが確認できました

 そのパワーポイントの資料には、論文に掲載された画像と同じ画像が掲載されていることも確認しました。その際に、画像の説明文字などに手を加えています。そこから、間違って、今回の論文に載せてしまったようです。

 調査委員会は、そういった事実を聞きもせず、勝手に、論文の画像を解析し、学位論文の画像と今回の論文の画像が、配置や文字の色が異なることを検討し、意図的に改変したと断じているようです。そもそも、改変後の写真を、間違ってそのまま載せたものです。今回の論文に載せる際に改変はしていません。

 『これらの図が小保方氏の学位論文に掲載されたデータから得られたものであるとの言及はなかった』という点ですが、そもそも、そういった観点での質問は受けていないようです。小保方にしてみれば、これが悪意による捏造と指摘されるとは思ってもいませんでしたし、上記のような委員会の勝手な推論自体を知らないままにきたので、言及しなかっただけです。聞かれていれば、正しい答えをすぐにしていたものと思います。

 本人の説明に疑問を持つならば、直接本人に事実確認を取るべきであったと考えます。

 反論の機会を与えることもせず、安易に「学位論文から切り貼りしたはずだ」と決めつけたことは、調査委員会の調査が不十分であるとともに、手続保証の観点からも問題があると言わざるをえません。

②小保方さんは「3月9日、執筆者全員から、ネイチャーに対して訂正論文を提出しています」とコメントしておりますが、ネイチャー側は、訂正論文の授受について明言を避けています。事実をはぐらかすこうしたネイチャー誌の姿勢も、話をややこしくしていると思うのですが、共著者のサインの入った論文をネイチャーに送った事実は、本当でしょうか? という質問について。

⇒ネイチャー側は、どうも、理研の調査の結果を待っているようです。共著者全員の名前で訂正論文をネイチャーに送ったという点は、小保方だけでなく、笹井先生からも、直接に聞きました」


「根本的に『捏造』の定義にあたらない」 ~不服申立てのロジック

 さらに三木弁護士は、理研への不服申立てのロジックについても、私あてのメールで説明した。

「調査委が認定した事実『画像が入れ替わっている』ということは認めます。しかし、自ら真正なものを提出して訂正しています

 理研の研究不正の規程では、『捏造』とは、『データや研究結果を作り上げ、これを記録または報告すること』と規定しています。一般的意味でも、『捏造』とは、『事実でない事を事実のようにこしらえていうこと』。

 本件は、もともと掲載すべきであった真正画像が存在している以上、『事実でない事を事実のようにこしらえ』る行為はなく、『データや研究結果を作り上げ』た行為も存在しない。そのため、画像の取り違えがあったことは、根本的に『捏造』の定義にあたるものではない。ミスは反省するが、それと、捏造=研究不正とするのは別。

 そもそも、真正画像があるのに、あえて違う画像を入れる動機はなく、その取り違えが悪意によるとは、経験則上ありえない

真っ向から異なる主張 裁判へ発展か

 私の取材に対する三木弁護士の回答は、驚くべきものだった。以下、特筆すべきポイントを整理したい。

・「学位論文に用いた画像から切り貼りしたものではないこと」を確認。
・「パワーポイント資料」であり「論文に掲載された画像と同じ画像」であることも確認。
・そして調査委員会は「そういった事を聞きもせず」、「勝手な推論」を組み立てたが、それは「誤り」である。
・また、「学位論文に掲載されたデータから得られたものであるとの言及がなかった」というが、「そもそも、そういった観点での質問を受けていない」とのこと。

 これらの話は、今のところどのメディア報道でも確認できていない。三木弁護士は、私の質問で初めてこの事実を答えたのか? それとも、記者会見や個別取材で話しても、他のメディアは小保方氏側の言い分を知っていながら、きちんと報じていないということなのか? また、理研はなぜ、小保方氏一人に責任を負わせる「トカゲの尻尾切り」のような報告を急いでまとめたのか?

 謎は深まるばかりである。

 そして、これほど主張が食い違うのであれば、理研に対して不服申立てだけではすまず、民事で争うしかないように思える。理研が小保方さんの主張を聞き入れ、最終報告書を修正しない場合、その可能性も考えられる。多くの謎について引き続き取材を進めつつ、この問題を今後も断続的にお伝えしていきたい。(取材協力:平山茂樹、佐々木隼也・取材/文:岩上安身)

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