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『「STAP問題」について』

STAP細胞の論文問題を巡りネット上でも様々な議論がありますが、その論文の中身は論外として今回私が妙に気になったのは、小保方晴子さんがどうのこうのと言うよりも、今一つの風潮としてコピペが物凄く流行しているということです。

私は5ヶ月程前にも『「ネット依存」について』というブログの中で、『私どもは新入社員に課題を出してレポートを書かせるということをずっと続けていますが、中にはネットを小器用に使って「誰が書いたのかなぁ~」というふうになってしまっているものも残念ながらあります』と書きましたが、最近はネット上の同一ソースから該当箇所をそのまま書き写しているという類が散見されるようになってきています。

ネット以前の時代であれば、書物からの引用掲載次第では盗作ということで問題になるケースも結構あったわけですが、インターネットから収集した情報は如何様にも適当に使用して良いといったふうに、今若者を中心にコピペを是認するような風潮があるような気すらしています。

勿論、ネットは調べ物をする上で大変便利で効率的であることは間違いなく、それ自体非常に喜ばしいことだとは思うのですが、その掲載物を更にそのままコピペしてしまうということは大いに問題でありますから、やはりそうした部分に関しては学校教育の中で厳に慎むよう、徹底的に教え込む必要があるのではないかと思います。

今回の「STAP問題」を巡っては、『世界の注目が集まることがわかりきっている“世紀の発見”論文で、なぜ画像を転用し、別の論文の記述を引用するなど簡単にバレる行為をしたのか。(中略)小保方氏はSTAP細胞論文にとどまらず、2011年に早大大学院先進理工学研究科で博士号を取得するために書いた論文(約100ページ)についても約20ページの“盗用”部分がある』といったことも話題になっていましたが、昨日遂には『早大で次々に「論文コピペ疑惑」が浮上 小保方氏は先輩の手法を見習った?』という記事すら出てきたぐらいです。

ある大学教授は「学術論文には著作権なし”コピペ”も自由」といった主張をされているようですが、池田信夫さんなどは「彼女なんかAOで入って親分に取り入って進学してコピペで博士号とったんだから、まともなスクリーニングを一度も通ってない」といった批評もされており、私としてはコピペは「絶対に駄目なんだ」「盗作と一緒なんだ」ということを今の時代では小学校の教育課程から徹底して行き、意識醸成を図って行かねばならないのだろうと思っています。

上記ブログでも「ネット依存が過度に進行した結果、自らの頭で考えるといったことが薄らいできている部分が無きにしも非ずというような感がする」と私は指摘しましたが、やはり他者の書き物を読み理解して自分の頭で考えたことを書いて行く、という形でなければ結局のところ駄目なんだろうと思われ、どの世界であってもそうしたことを明確化して行く必要があるのではないかと考えています。

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