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- 2014年03月18日 08:00
『ロマンシング佐賀』Premium Night!
日曜日の夜、東京六本木で開かれていたロマンシング佐賀プレミアムナイトに出た。
4日間で5千人の動員を見込んでいたロマンシング佐賀ラウンジのイベントだったが、ふたを開けてみると、安全面などに配慮して7千人に入場制限をせざるを得ないほどの人気ぶりで、主催者側のスクウェア・エニックス社も驚いていた。
プレミアムナイトは最終日のいわばクロージングイベント。
SAGAシリーズ全体の制作の統括者である河津秋敏さん、プロデューサーの市川雅統さん、作曲家の伊藤賢治さん、イラストレーターの小林智美さん、というロマンシングSAGAファンにとってはたまらないメンバーが大集合してのトークショー。そこに僕も参加をしたというわけだ。
会場の六本木ヒルズカフェ/スペースは抽選で招待された100人のお客さんで満員。
会場に入った瞬間、溢れんばかりのお客さんの幸せそうな表情が目に入ってきた。
ファン垂涎のチケットが当たったのだから、確かにそういう気持ちになるのだろう。
実は、佐賀県とロマンシングSAGAのコラボは、今から20年ほど前にスクウェア・エニックス社から佐賀県に相談されたがお断りし、逆に僕が知事になったばっかりの頃に佐賀県から相談して断られたという経緯があったのだが、今回ロマンシングSAGA 25周年記念のイベントを佐賀県と何かできないか、というので市川さん自ら電話番号を調べて佐賀県の観光連盟に電話をされたらしい。
電話を取ったのはアルバイトの職員だった。その職員はすぐ専務理事に相談をし、専務理事から佐賀県のコラボレーション事業FACTORY SAGAに話をつなぎ、FACTORY SAGAの責任者が市川さんと話をして、このコラボがスタートしたということだった。
最初に電話を取った人がちゃんとこの話を専務理事まで上げ、専務理事がFACTORY SAGAに話をつないだ、というのがポイントだと思う。
この「ロマンシングSAGAと佐賀県のコラボレーションが始まる」という告知をした翌日、僕は政府のある会議に出席した。そこで隣の女性の委員(大学教授)から「古川さんすごいですね、ロマンシング佐賀!」と声をかけられた。
女性の大学教授とロマンシングSAGA、が結びつかなかったので「えっ」と驚いていたら、彼女が恥ずかしそうに教えてくれた。
「私その世代なんです。」
もちろん恥ずかしく思うようなことではない。実際に六本木ヒルズの会場は、半分ぐらいは女性だった。
ゲームをやるのは男子、というイメージが僕の中にはあったが、どうやらそれは間違いのようなのだった。
今回のイベント、ロマンシングSAGA関連のグッズと合わせて佐賀県の特産品を売るコーナーも作られていた。その目玉の一つが、SAGAシリーズのキャラクターの有田焼の皿だった。
その皿を作ってくださったある窯元の当代の言葉が印象に残った。
「今回のロマンシングSAGA 25周年のイベントで作った皿。これは私が焼きました。ただ、息子が手伝ってくれました。息子は有田焼とロマンシングSAGAとがコラボした、ということに驚いたようです。この仕事に未来があると思ってくれたようです。」
彼は言葉を継いだ。
「だから、次のロマンシングSAGA 50周年イベントのときは、息子が焼きますから!そのときは必ず声をかけてくださいね。」
今回のイベント、新しい有田焼の後継者も生み出すことができたようだ。
4日間で5千人の動員を見込んでいたロマンシング佐賀ラウンジのイベントだったが、ふたを開けてみると、安全面などに配慮して7千人に入場制限をせざるを得ないほどの人気ぶりで、主催者側のスクウェア・エニックス社も驚いていた。
プレミアムナイトは最終日のいわばクロージングイベント。
SAGAシリーズ全体の制作の統括者である河津秋敏さん、プロデューサーの市川雅統さん、作曲家の伊藤賢治さん、イラストレーターの小林智美さん、というロマンシングSAGAファンにとってはたまらないメンバーが大集合してのトークショー。そこに僕も参加をしたというわけだ。
会場の六本木ヒルズカフェ/スペースは抽選で招待された100人のお客さんで満員。
会場に入った瞬間、溢れんばかりのお客さんの幸せそうな表情が目に入ってきた。
ファン垂涎のチケットが当たったのだから、確かにそういう気持ちになるのだろう。
実は、佐賀県とロマンシングSAGAのコラボは、今から20年ほど前にスクウェア・エニックス社から佐賀県に相談されたがお断りし、逆に僕が知事になったばっかりの頃に佐賀県から相談して断られたという経緯があったのだが、今回ロマンシングSAGA 25周年記念のイベントを佐賀県と何かできないか、というので市川さん自ら電話番号を調べて佐賀県の観光連盟に電話をされたらしい。
電話を取ったのはアルバイトの職員だった。その職員はすぐ専務理事に相談をし、専務理事から佐賀県のコラボレーション事業FACTORY SAGAに話をつなぎ、FACTORY SAGAの責任者が市川さんと話をして、このコラボがスタートしたということだった。
最初に電話を取った人がちゃんとこの話を専務理事まで上げ、専務理事がFACTORY SAGAに話をつないだ、というのがポイントだと思う。
この「ロマンシングSAGAと佐賀県のコラボレーションが始まる」という告知をした翌日、僕は政府のある会議に出席した。そこで隣の女性の委員(大学教授)から「古川さんすごいですね、ロマンシング佐賀!」と声をかけられた。
女性の大学教授とロマンシングSAGA、が結びつかなかったので「えっ」と驚いていたら、彼女が恥ずかしそうに教えてくれた。
「私その世代なんです。」
もちろん恥ずかしく思うようなことではない。実際に六本木ヒルズの会場は、半分ぐらいは女性だった。
ゲームをやるのは男子、というイメージが僕の中にはあったが、どうやらそれは間違いのようなのだった。
今回のイベント、ロマンシングSAGA関連のグッズと合わせて佐賀県の特産品を売るコーナーも作られていた。その目玉の一つが、SAGAシリーズのキャラクターの有田焼の皿だった。
その皿を作ってくださったある窯元の当代の言葉が印象に残った。
「今回のロマンシングSAGA 25周年のイベントで作った皿。これは私が焼きました。ただ、息子が手伝ってくれました。息子は有田焼とロマンシングSAGAとがコラボした、ということに驚いたようです。この仕事に未来があると思ってくれたようです。」
彼は言葉を継いだ。
「だから、次のロマンシングSAGA 50周年イベントのときは、息子が焼きますから!そのときは必ず声をかけてくださいね。」
今回のイベント、新しい有田焼の後継者も生み出すことができたようだ。