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  • Willy
  • 2011年02月17日 06:00

アメリカで教員をするということ

教員生活も2年目の後半になり、だいぶ様子も分かってきた。日本の大学のことは良く知らないのでなんとも言えないが、恐らく大きな違いは以下のような点であると思う。

<アメリカの方が大変そうなこと>

通常、研究大学の数学科では各学期に2コース教えることになるが、一科目を教える手間はかなり大きいのではないかと思う。

それは、授業が週2〜4回あるということだけではなく、宿題や小テストを毎週出すのが通例であることや一学期間で3回も4回(中間2〜3回、期末1回)も試験をやったりすることが理由である。

また、今の日本の学生の気質を知らないが、アメリカ人学生ほど容赦なく電子メールを送りつけてくるとも思えない。

基本的に教員の社会的地位が低いので学生のクレームが多いということもある。

<日米で異なるがどっちが良いか微妙なこと>

アメリカの大学は日本との対比では多くの学科別の事務員を抱えていると思う。しかし、それが教員にとって良いことなのかどうかは微妙だ。全般的に事務員はやる気がないので、そういう人たちを通して事務をやることで余計に手間がかかったり、トラブルが発生したりすることが多いからである。

<日本の方が大変そうなこと>

明らかな違いは米国の大学には基本的に入試事務がないことだ。入試は、標準テストと書類選考によって行うので学科の教員が仕事に狩り出されることがない。広報活動も基本的にやらない。大学院は学科で扱うが、書類選考のみで試験はない。

その他の雑用についても、漠然とした印象としてはアメリカの方が少ないのではないかと思う。

そんなわけで、入門的なコースも熱心に教え、事務手続きのいい加減さが気にならなくて、入試事務や雑用が全般的に嫌いという人がいたら米国で教員生活をするのにぴったりだと思う。(そんな人がいるのかどうかは不明。)

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