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酒井若菜が自殺願望者へ発したメッセージについて

 『シネマトゥデイ』が配信していた「酒井若菜、自殺願望者へ異例のメッセージ」という記事がいろいろ興味深かったので、これについて少し。

1 記事の紹介

 「女優の酒井若菜が10日、自殺願望者へ向けて自身のツイッターでメッセージを送っている。」という記事です。

 なんでも「『自殺したいと思い悩んでいる人へ』と切り出した酒井は、『ずっと自分を殺してきたんだから、死んだらただの延長戦 我慢して自分を押し殺してきたんだから、次の段階は、生きることだよ』と励ましのメッセージを公開した。」そうです。

 記事では、出演舞台「イケナイコトカイ?」で「同舞台で精神科医役を務める酒井。そのことが異例のメッセージ配信につながっているのかもしれない。」ともしています。

 また「酒井は2005年に女優業を約1年間休業、予定していた舞台を降板していた」ことを紹介されています。

 そして、「かつて舞台降板して、そこから人生変わってしまいました」「罰は受けたつもりです 最初の数年は地獄のような日々でしたので無事芸能界に復帰したのが奇跡です」との「告白」で終わっています。

2 自殺

 自殺しようと思っている方にはその方にしかわからない事情や心情があると思うので、一概にどうこう言うつもりはありませんが、やはり生きていてほしいと思います。

 死んだら本当にお仕舞いで(当たり前だけど死んだらお仕舞い)、その先は何もありません。これから自分がしようと思ったこと、したかったこと全てが無くなってしまいます。

 そして、後に何か残るといっても、自分でそれを見たりすることはできないわけで、自分にとって、これまで自分がしてきたことを確認することもできません。

 私自身ブログを書いている理由として、正直なところ他人に認められたいと思っているところがあるわけですが(ブログを書いていて他人から認められないとつらい?)、それ以外にも私という人間が何を考えたか、何か生きた証を残したいと思っている面が強くあります。

3 死

 昨日書いた大震災ではありませんが(死者数(数字とそれを実際に感じてみること))、「死」はいつもそばにあって、事故死の様にいつ襲いかかってくるかわからない面があります。

 そういう意味でも、一瞬にしてあれほど多くの命を奪い、彼(女)たちのこれからを根こそぎ奪い去った震災というのが如何に大きなことかを改めて思います。

 普段は生活に忙しくこうしたことを考えている余裕もないのがふつうですが、やはり何かあるとこうした「死」を考えてしまいます。

 こうしたことを考えすぎるのはいろいろどうかと思いますが、全く考えないのもどうかという話で、私としては何かあれば思い出すようにはしたいと思っています。

4 人生の転換点

 テレビを殆ど見ない私は、正直知らない俳優が大半で、今回の酒井若菜氏にしても、この方がどういう方かも知りません。

 しかし、今回のツイートはなかなか心をうつものがあり、「舞台降板」という転機でいろいろあったのはまちがいなく、結果かなり苦い思いをしたのも本当だと考えます。

 人は自分の常識でしか物事を見ることができないので、どうしても自分の経験やいろいろ学んだ思考パターンで物事を判断するしかありません。そういう意味で、いろいろな経験をすることは大事だという話です。

 例えば、私は外国で暮らすということはどういうことかわかっているつもりなので、自国で生活していない少数者に対し、敵意をむき出しにするヘイトデモなどはどうしても受け入れることができないということにもなります。

5 最後に

 そういう意味でもいろいろ経験しないよりはしたようが良いと思っており、死んでしまえばその経験すらできません。

 今いる場所がつらければ、逃げても良いわけで(うつになる可能性と「逃げる」こと)、何も無理をして同じことをし続けなければならないというものでもないと思います。

 ただ、逃げるにも最低限度の準備は必要でしょうし、どこに逃げるかを考えることも必要かと思います。そして、できればいろいろ試してもらって、自分にあった生き方、場所を見つけていっていただければと思います。

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