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- 2010年06月03日 05:00
AKB48と「賢いにもほどがある」ベッキー・クルーエル
Rionさんのブログで知ったのだが、慶応の金子勝教授がAKB48についてブログ記事を書いている。この記事自体の妥当性の判断は各読者にゆだねるとして、確かにAKB48は、非常に日本人的な行動パターンに依存して成り立っている「システム」だと思う。
アイドルや、歌手、タレント、女優になりたい女の子はどこの国にもたくさんいるものだし、競争も激しいだろう。しかし、あらゆるキャリアにおいて、競争が激しい時に取るべき戦略は、闇雲に競争相手と戦うことではなくニッチを埋め差別化することだ。だが、日本人はどうも、ブランドとか知名度に拘って競争に自ら頭を突っ込んでいくのが好きだ。
AKB48にしても、トップ5人とか10人に入れる人は構わないだろう。とりあえず名前を売って、なんとか将来的にペイする出口戦略を考えられそうだ。しかし、CDにも入れてもらえないような人が望み薄なのを承知で頑張ったりするのは単なるリソースの無駄遣いだと思う。
去年、ベッキー・クルーエルがYoutube を通して大ヒットしたのは「可愛いにもほどがある」からではなくて、自分の頭で考えてうまいニッチ市場を掴んだからだ。ダンスがそんなに上手いとは思えないし、歌ってさえいない。もしかしたら、マン島で美少女コンテストをやったら10番にも入らないかもしれない。キモオタと毎週何時間も握手会をやって地道にファンを集める必要もなかったし、大してコストがかかったわけでもないだろう。つまり実際のところは、「可愛いにもほどがある」というより「賢いにもほどがある」という方が適切なのだ。
自分の頭で考えられるかどうかの差は、インタビューにも如実に現れる。
まず、以下はベッキー・クルーエルのインタビューである。
一方こちらは、AKB48の名古屋支部、SKE48のインタビューである。
夢を持つのは素晴らしいことだが、世の中に女優はそんなにたくさん必要ない。10年後、彼女達が「SKE69」なんて名前の店で人気を博していないことを祈るばかりである。
アイドルや、歌手、タレント、女優になりたい女の子はどこの国にもたくさんいるものだし、競争も激しいだろう。しかし、あらゆるキャリアにおいて、競争が激しい時に取るべき戦略は、闇雲に競争相手と戦うことではなくニッチを埋め差別化することだ。だが、日本人はどうも、ブランドとか知名度に拘って競争に自ら頭を突っ込んでいくのが好きだ。
AKB48にしても、トップ5人とか10人に入れる人は構わないだろう。とりあえず名前を売って、なんとか将来的にペイする出口戦略を考えられそうだ。しかし、CDにも入れてもらえないような人が望み薄なのを承知で頑張ったりするのは単なるリソースの無駄遣いだと思う。
去年、ベッキー・クルーエルがYoutube を通して大ヒットしたのは「可愛いにもほどがある」からではなくて、自分の頭で考えてうまいニッチ市場を掴んだからだ。ダンスがそんなに上手いとは思えないし、歌ってさえいない。もしかしたら、マン島で美少女コンテストをやったら10番にも入らないかもしれない。キモオタと毎週何時間も握手会をやって地道にファンを集める必要もなかったし、大してコストがかかったわけでもないだろう。つまり実際のところは、「可愛いにもほどがある」というより「賢いにもほどがある」という方が適切なのだ。
自分の頭で考えられるかどうかの差は、インタビューにも如実に現れる。
まず、以下はベッキー・クルーエルのインタビューである。
質問:ベッキーさん自身は将来的に(10年後)どうなりたいですか?
「はっきりとはわからないですが、10年後は今のようなアイドル的な活動はやっていないと思います。ポップカルチャーは流れも、移り気も早い上に、自分もすぐにこういう活動に飽てしまいそうですし…。ずっと有名でポピュラーだったらそれはすごく素晴らしいことですが、実際はそんなことはありえないと思っています。こうやって盛り上がってもらえるのも2〜3年だと思っています。どちらかというと自分は学校の先生か、アート関係の仕事につきたいと考えています。言葉というか言語がすごく好きなんです。フランス語やスペイン語をGCSCでとっているので、そのへんをもっと磨いて学校の先生になれたらなあと思います。」(ベッキー・クルーエル、14歳)
一方こちらは、AKB48の名古屋支部、SKE48のインタビューである。
質問:将来の夢は?
「いろいろなTV番組に出たり、女優さんとして演技をやってみたり、雑誌のモデルなど様々なことに挑戦したいです。」(木下有希子、16歳)
「演じることが好きなので、女優さんやアニメの声優にチャレンジしてみたいです。ポケモンが大好きなので、声優として出演してみたいです。」(高柳明音、18歳)
「個人ではどんな役でもこなせる幅広い役者さんになりたいです」(松井玲奈、18歳)
「私は女優さんとして、いろんな役をやってみたいです。」(小木曽汐莉、17歳)
夢を持つのは素晴らしいことだが、世の中に女優はそんなにたくさん必要ない。10年後、彼女達が「SKE69」なんて名前の店で人気を博していないことを祈るばかりである。



