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サウディ、UAE,バハレンの駐カタール大使の召還

サウディ、UAE、バハレンの3国がカタール駐在大使を召還しました。

3国は共同声明にて、大使召還の理由として、カタールがその約束に反したから、として特に内政に対する不干渉、湾岸協力理事会加盟国の治安、安定を脅かす組織または個人勢力に対紙いかなる形での支援禁止違反等を上げている由。
これに対して、カタールは遺憾の意を表明するとともに、3国の行動の背景は湾岸協力理事会外の問題にかかわるもので、カタールとしては理事会の総ての決議を誠実に履行しているとの声明を発した由。
また、現在の所カタールがこれら3国から大使を召還する等の動きをする兆候はない由。
他方若干中立的な立場にあるクウェイトの仲介が期待されているやで、クウェイト議会副議長は、同国首長の仲介が両者の和解を実現する希望を表明し、この対立がクウェイトで開催予定のアラブ首脳会議に悪影響を及ぼさないようにtの希望を表明した由

取り敢えずの事実関係は以上ですが、これまでもカタールとサウディ等ではムスリム同胞団に関する立場が非常に異なっていましたが(特にUAEの場合にはムルシ―政権時代から同国の同胞団関係者を治安を乱したとして逮捕、取り調べていた)、特にムルシ―政権崩壊後では、エジプトに対する政策で大きな違いがありました。
サウディ、UAE等は現政権に巨額の経済支援をするとともに、同胞団をテロ組織とするエジプト政権を支持してきました。
サウディ系のal arabiya net は、もとエジプトの駐サウディ大使であった者の、対立の背景はカタールのエジプト政策であるとの発言を大きく報じています。
これに対してカタールはエジプト政変はクーデターであるとして、ムルシ―政権は正当政府だとの立場をとり、その放送局al jazeera もカイロで嘘のニュースを流したとして、確か3名のジャーナリストが裁判にかけられています。
また両者間はシリアに対する政策でも異なっており、特に支持する反政府勢力の点で差異があったとされています。
従って、両者が特にムスリム同胞団、およびエジプトに対する政策の違いから対立してきたことに間違いはないと思われますが、現時点という特定の時期にサウディ等3国がこの様な措置を取った、直接の原因は不明です。
何か具体的なことがあったのではないかとの気がしますが、今のところ報道には現れていません。

因みに、湾岸も近代的になったせいか!!、この事件の影響は早速現地証券取息所にも影響しているようで、al arabia net はカタール証券取引所では、2・09%下落して、11346ポイントになったと報じています。
サウディ等他の証券取引所の状況は不明。
http://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/egypt/2014/03/06/سياسات-قطر-تجاه-مصر-وراء-سحب-سفراء-خليجيين-.html
http://www.alquds.co.uk/?p=140042
http://www.aljazeera.net/news/pages/736d0fa8-7b73-4560-95eb-c80762bcde08
http://www.alarabiya.net/ar/aswaq/financial-markets/2014/03/05/بورصة-قطر-تتلقى-ضربة-موجعة-بعد-قرار-سحب-السفراء-.html

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