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オリンピックを終えて/「竹島の日」式典に思う

 多くの感動とドラマを残してソチオリンピックが閉幕しました。まだパラリンピックを残していますが、最後までテロ等が起こらないことを祈りたいと思います。

 それにしても今回のオリンピック、日本選手団に関しては金メダルは一つですから、悔しい思いの選手が多かったのだとは思いますが、全力を賭けた一瞬に、そしてこれまでの長い時間の厳しい鍛錬に、見る側としては本当に感動させられました。ベテランにはベテランの、若手には若手の、そして、勝者となった選手、メダリストとなった選手、入賞した選手、入賞できなかった選手、それぞれの人間の意志の強さを感じるシーンがとても多かったドラマティックなオリンピックでした。

 冬季のオリンピックは特にオリンピックの時期にしか脚光を浴びない、テレビも地上波では中継しない競技が多いのが実情です。国の支援も限られ、一方で企業によるサポートも景気が悪くなれば打ち切られることも多く、パフォーマンスを出すための練習をできる環境を整えるのに苦労している選手も多いと聞きます。

 国としても必要なサポートをこれからさらに強化していく必要もありますし、加えて、企業とスポーツの関係もこれまでのような社会貢献的なものだけではなく、本当の意味でのマーケティング・広報といったビジネス的視点でwin-winで回っていくような環境を作ってくことが重要です。

 その意味では、たまたま私の友人が日本法人のトップをやっているrepucomという会社の取り組みはまさにその橋渡しとしてスポーツのマーケティング的な意味での数値化という興味深いビジネスを展開しています。これから日本が真の意味のスポーツ大国となるためには、オリンピック・パラリンピックの所管官庁の一体化とともにさまざまな面での環境整備が必要です。一刻も早くアスリートがパフォーマンス強化に集中できる環境を作れるよう頑張っていきたいと思ます。

 さて、オリンピックはスポーツの祭典、まさに平和の祭典と言われているわけですが、それは「決められたルールの中で国を代表して争う」というコンセプトが、戦争につながらない熱狂を生み出すからです。いわば健全なナショナリズムの象徴です。

 本来、スポーツと同様、外交も決められたルールの中で行われねばなりません。そうでなければ戦争を引き起こすことになりかねない。

 ちょうど一昨日の22日、私は、松江で行われた「竹島の日」の式典に出席してまいりました。それは国際法的にも歴史的にも明確に日本の領土である竹島が不法に占拠されてしまっている、いわば武力で秩序を変える試みが竹島で行われており、その非については、いくら戦略的に重要な隣国といえども明確にしていかねば、世界の平和・秩序にマイナスの影響を与えかねないと思ったためです。そして、日本政府として本件を国際司法裁判所に付託する準備を進めているという、今の政策的な方向性にも賛同しているためです。

 国と国が隣り合っていれば、いくら良好な関係の国でもいろいろな摩擦が生ずる。これはやむを得ないことです。真の意味でのグローバルガバナンスはまだ確立されていない現状ではありますが、少なくとも、それを今のルールの中で国際社会の関与の中でフェアな結論に導く。この竹島の問題をそんな事例とすることができれば、今後の無用な紛争を世界各地で抑止することにもなるのではないか。そんな意味合いも込めて出席させていただいた次第です。

 冷静にかつ毅然と。言うは易く行うは難し、を地でいくような事例ですが、衆議院の外務委員会の理事を務め、また党においても外交部会長代理を務める、外交に携わる政治家の一人として、今後も頑張って取り組んでいきたいと思います。

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