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「幸福の科学」が国会に「政党」を持つ日

 きょう2月24日(月)発売の週刊現代(3月8日号)に注目すべき記事を見つけた。

 あの田母神元航空幕僚長が、「幸福の科学」が来年4月に千葉県に開校する「幸福の科学大学」の教授として三顧の礼をもって招へいされているというのだ。

 これを読んで私はすぐに1月30日にフランスのアングレームで開催された国際漫画祭の事を思い出した。

 あの時、韓国の反日工作に立ち向かった市民団体の展示が主催者側から「極右団体がつくった政治宣伝であり、祭典にそぐわない」という理由で拒否された事件があった。

 この事件を報じる大手メディアは、どこもこれ以上の事を書かなかったが、その団体とは幸福の科学であった。

 これは週刊金曜日をふくめ多くの週刊誌が書いている公然の秘密だ。

 実際のところ、幸福の科学の主張は極右街宣やネット右翼と同じだ。

 田母神氏の言っている事と同じだ。

 その田母神氏は今度の都知事選で61万票もの支持を得て、次は国政参加だと意気軒高だ。

 「幸福の科学」はその資金のすべてをつぎ込んで国会に自らの政党を実現しようとしてきたが、いまだその野望を実現できていない。

 ついに「幸福の科学」は田母神氏という格好の候補者を得て3年後の国政選挙で国会に自らの政党を実現するという野心を実現することになるのだろうか。

 私は田母神氏と対談して「自立する国家へ」という冗談のような著書を世に出した。

 しかしこれは私の冗談ではない。

 田母神氏の冗談のような主張との対比を通じて、世の中に日本の安全保障政策について考えてもらいたいと期待したまじめな本だ。

 その後田母神氏とは何度もテレビなどで一緒に出演した仲だ。

 それらの体験から、田母神氏と言う人は偽悪者ぶって自分を売り込む冗談の人だという思いを強めていた。

 その冗談の人がついに3年後には国政への登場で現実の政治になるとは悪い冗談だ。

 その田母神氏が繰り返し言っている言葉がある。

 安倍首相も本当は私と同じ考えなのです、と。

 これだけはしかし冗談ではない(了)

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