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なぜ河野洋平は立ち上がらないのか

 河野談話がここまで貶められているというのに河野洋平は何をしているというのか。

 そう思っていたらきょう2月23日の東京新聞がこちら特報部で河野洋平のインタビュー記事を掲載した。

 しかし、それを読んで深い失望感を抱かずにはいられなかった。

 そこで河野氏が語っている事は、安倍首相の解釈改憲批判と、ここまで自民党を一人勝ちさせた小選挙区制批判だ。

 それもいいだろう。

 しかしそんなことは誰でもできることだ。

 いま政治家・河野洋平がなすべきことは河野談話の正しさを堂々と語ることだ。

 それをしようとする安倍首相を打倒することだ。

 安倍首相はその間違った歴史認識のゆえに、いま最大のピンチに立たされている。

 米国でさえ河野談話の見直しは許さないと言っている。

 河野談話を発表した本人が安倍批判をしなくて誰がする。

 脱原発で小泉元総理は安倍自民党政権に反旗を翻した。

 このまま安倍政権が続けば危ういと叫んで細川元首相は立ち上がった。

 河野談話を引き継いで村山談話を発表した村山元首相は売国奴呼ばわりされながらも、韓国に行って「安倍政権は村山談話を否定していない」と安倍政権をけん制し、返す刀で対日批判を激化させる韓国をたしなめた。

 野中広務さえも安倍首相の歴史認識に痛烈な批判している。

 なぜ河野洋平はそれらに呼応して河野談話の正しさを語らないのか。

 元自民党総裁の河野洋平が、細川・小泉・村山・野中らの動きに呼応することは大きな意味を持つはずだ。

 わざわざ東京新聞のインタビューに応じておきながら河野談話に一言も触れない河野洋平。

 河野洋平にインタビューをしておきながら河野談話について一言も書こうとしない東京新聞。

 このまま何も行動をせずに安倍政権を放置するならあまりにも情けない(了)

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