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Facebookが買収するWhatsAppは「完璧なSMSキラー」になるというシンプルな目標に邁進

Facebookがスマホ・メッセージング・サービスのWhatsAppを総額190億ドルで買収すると発表しました。

買収代金は三つの構成要素から成っており:
1)Facebook株1.84億株(=120億ドルに相当)
2)40億ドルのキャッシュ
3)30億ドル相当のリテンション・ユニット(RSU)
です。

株式交換の部分が大きいので、このディール後、WhatsAppの50人の従業員はFacebook株の発行済み株式数の7.9%株主になる計算です。

現在、Facebookのバランスシート上には115億ドルのキャッシュがあるので、買収に投入される40億ドルのキャッシュは銀行から借りなくても捻出できます。

WhatsAppは現在4.5億人の月次ユーザーを持っています。毎日百万人ユーザー数が増えています。

WhatsAppで送られるメッセージの量は現在、世界の通信会社がさばいているSMSのボリュームの総和に匹敵する規模になっています。

毎日6億の写真、2億のボイス・メッセージ、1億の動画メッセージが送られており、その全てが100%以上のペースで成長しています。

サービス開始後4年目のユーザー数という尺度では:
WhatsApp 4.19億ユーザー
Facebook 1.45億ユーザー
Gmail 1.23億ユーザー
ツイッター 5,400万ユーザー
スカイプ 5,200万ユーザー
と、明らかに他のサービスを圧倒しています。

WhatsAppはリアルタイムのコミュニケーションのためのツールであり、Facebook Messengerが「インフォーマルな電子メール」のように、かならずしもリアルタイムじゃない使われ方をしているのと好対照を成しています。

WhatsAppのユーザーの年齢層は幅広いです。しかしサインアップの際に年齢を訊かないのでユーザー・デモグラフィーのデータはありません。

WhatsAppはマネタイゼーションをトップ・プライオリティに置いていません。

WhatsAppは顧客にSMSに勝る、シンプルでスピーディーで信頼性のある利便性を届けることを最優先としており、ごちゃごちゃした付加機能をつける心算は、今のところ無いようです。

言い換えれば通信会社にとって1,000億ドル市場であるSMSやボイスに代表される「白いご飯」の通信サービスを確実に潰し、リプレースすることを狙っているわけです。

マーク・ザッカーバーグはカンファレンス・コールの中で「通信会社の1,000億ドル市場の代用品になるわけだから、買収する価値はゼッタイある」とのことです。

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