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- 2014年02月17日 08:38
「新党改革」借入金問題の弁明について(3)政党交付金も考慮して(「借入残金1億6344万円超で1億5千万円返済」は嘘ではないか!?)
1/4はじめに
(1)舛添要一氏(現在の東京都知事)が代表をていた時代の「新党改革」の借入金2億5000万円の一部が実質的には税金で返済されたという問題については、当時幹事長の荒井広幸氏現在の現代表)が釈明をし、基本的に舛添知事はそれを否定せず、是認しています。そこで、その釈明の問題点の第一として、荒井代表が2011年と2012年に立法事務費(税金)を借金返済に活用したとの”自白”を取り上げました。
「新党改革」借入金問題の弁明について(1)荒井代表の「立法事務費」返済活用”自白”と舛添知事の責任転嫁
(2)次に、立法事務費を活用せず1億5000万円を返済した2010年において、借入金が1億6000万円超残っていたという荒井代表の弁明について、取り上げ、果たしてそれが真実なのか、検討しました。
その結果、どのように計算したとしても(私の計算にミスがなければ)、2010年、最初の1億円返済時に「借入金が1億6000万円超残っていた」という弁明が真実ではないのではないかと指摘しました。
また、荒井代表が否定した「立法事務費」が2010年も活用されていたのではないかとも指摘しました。
「新党改革」借入金問題の弁明について(2)「借入金が1億6344万円超残っていた」は本当か?
この分析の結果の通りであれば、2億5000万円の借入金のうち、その残金で1億5000万円を返済したという荒井代表の弁明も真実ではないことになりそうです。
(3)その検討の際には、荒井代表が活用を否定した「政党交付金」を含めて計算しませんでしたが、最初の返済直前の「新党改革」の財政状況を知るためにも、以下では、それをやってみましょう。
再度紹介しますが、2010年の「新党改革」の政党交付金使途報告書は、以下です。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/KF20110930-05.html
以上以外に、報告の概要が掲載される「官報」があります。
(4)荒井代表の説明については、すでにホームページを紹介しましたが、再度紹介してきます。
http://shintokaikaku.jp/web/press/20140127/2943.html
平成26年1月24日 新党改革代表・荒井広幸記者会見(5)ここの記者会見の動画の16分すぎに、以下のような説明があります。
平成26年通常国会にのぞむ新党改革の基本的姿勢等を記者会見しました。
新党改革代表会見(2014・1・24)
(略)
3.党への赤旗報道について(カウンター12:35~43:49)
新党改革に対する、しんぶん「赤旗」の捏造記事に明確に反証しました。
・・・2010年に1億5000万円、なぜ返還できたか、ということになるんですが、2億5000万円を借入しましたけれども1億6344万6398円は使っておりませんでした。ですから、このおカネがまず1億5000万としてこの年に返済をしたんです。・・・
1.人件費等の日付不明の支出を除外した場合、1億円返済直前に政党交付金の収支はどうなっていたのか?
(1)それでは、2010年8月3日の1億円返済直前に「新党改革」の政党交付金の収支はどうなっていたのか、確認しましょう。(2)まず、8月3日までの政党交付金の収入です。
政党交付金4月分30,108,500 4月20日「新党改革」は4月分と7月分で、計6021万7000円の交付を受けていました。
政党交付金7月分30,108,500 7月20日
小計 60,217,000
(3)では、8月3日までの「政党交付金」の支出はどうでしょうか?
ここで、少し問題が生じます。
それは、人件費など日付の不明な支出があるため、その時点までの正確な支出額がわからないことです。
そこで、日付のわからない支出(日付不明の「人件費」計783万926円、日付不明な「光熱水費」計42万3274円、その他日付不明な「経常経費」計188万1700円、日付不明な「政治活動費」計178万682円、合計1191万6582円)については、すべて、8月3日以降に支出されたとみなし、「新党改革」に有利になるよう少ない支出額にしておきましょう。



