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肥大した国の借金と無駄〜休眠口座と番号制度で小さな政府を目指せ

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▼ 電子政府を見据え、大きな枠組みで考える



政府の社会保障・税の番号制度に関する実務検討会は28日、2014年6月に国民一人ひとりに番号を配り、2015年1月に利用を始める基本方針を固めました。

配布されるICカードには年金手帳、医療や介護の保険証などの機能を持たせるとともにインターネット上で過去の医療費や年金給付額を確認できる仕組みを創設することも検討しているとのことです。

各国の番号制度を見ると、スウェーデンと韓国は住民登録番号を「税務」「社会保障」「住民登録」「選挙」「教育」「兵役」と多目的に利用しています。日本の場合にはデンマークのように「医療」まで含める方針のようです。

※「各国の番号制度」
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番号制度を導入して何よりも費用的なインパクトが大きいのは、電子政府・電子選挙を可能にすることで選挙費用を削減できることです。

1回の総選挙で約750億円の資金が必要になるわけですから、相当な影響があるでしょう。

そのためには衆議院と参議院を下院一院にまとめ、上院は国民による直接投票、下院は全国の国会議員による運営にするべきだと私は考えています。

重要案件は国民による直接投票にすれば、選挙も可能です。そしてタッチパネルやパソコンを介して投票できる仕組みを作り上げておけば、
世界中どこにいても日本人は選挙に参加できることになります。

現在の構想の中には「生体認証」は含まれていないようですが、投票のことを考慮すれば必須だと思います。私はかつて「声紋認証」についての特許も出願したことがありますが、可能なら声紋認証も同時に進めるべきだと思います。

さらに生活者主権・生活者の立場から考えれば、運転免許なども統一化するべきだと分かるはずです。日本の運転免許を持っていても国際免許は別途1年で更新する必要があります。日本はジュネーブ条約に参加しています。

そして米国など諸外国の中にも日本の運転免許を認めると言ってくれている国があります。

それでも国際免許が必要なのは、日本の運転免許の表記が英語でなく、外国人が読めないからです。

端的に言えば、「名前」「有効期限」「免許の番号」さえ読み取れれば問題ありませんから、そこを改善するだけで済むはずです。

結局、日本の役所がバラバラに動いていて一元化されていないために、こんな簡単なことが何年経っても改善されないまま放置されています。

「IC 運転免許証」なども話題になりましたが、一元化の構想はありませんから大きな効果は全く期待できません。

電子政府と言うからには、戸籍を廃止し、本籍・所属は全てコンピュータで管理し、さらには納税記録や健康記録も全て一元化しておくべきだと思います。

少なくともここまで見据えていなければ「電子政府」とは言えないでしょう。

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