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デフレ脱却時期は2012年度中!?〜具体策なしの「評論家大臣」はいらない

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デフレ経済
デフレ脱却は「2012年度中」
海江田経済財政相
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▼大臣は「経済予測をする」のではなく、「具体的な政策」を述べよ
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海江田万里経済財政相は9日、デフレ脱却目標の時期について「2012年度中」との目標を示しました。

また「新成長戦略で11年度中に消費者物価上昇率をプラスにすることを掲げている。それが1年以上続けばデフレ脱却だ」との見解を示しています。

消費者物価指数の推移を見ると、07年〜08年にかけて上昇していた数値が08年半ばをピークとして大きく下がっており、今年に入ってからその勢いは加速しているのが分かります。この現状を踏まえて、上記のような発言ができるとはよほど「勇気」があるのだろうと言いたくなります。

※「消費者物価指数の推移」(チャートを見る)

画像を見る

そもそも私に言わせれば、経済財政相という立場にある人が何を言っているのかと思います。

経済評論家ならば「評論するだけ」でも良いでしょうが、自分が大臣の立場にあるのだから「具体的な政策」について述べるべきです。

「大きな痛みは伴うかもしれないけれども、デフレ脱却のために私は来年このような政策を実施します」と言えなければ、大臣としての意味がないと私は思います。

毎年、年末が近づいてくると来年の景気見通しについて、様々な識者が見解を発表しています。

私も毎年いくつかの雑誌社からインタビューを受けます。景気はいつ回復するか?来年の景気見通しはどうか?という質問を受けて、私が

「来年は厳しい」という回答をすると大抵のインタビュアーは驚いた表情を見せます。

なぜなら、私と同じようなインタビューを受けるほとんどの人は「来年の前半は厳しいが、後半には回復する」という回答をしているからです。この15年間、彼らはずっと同じことを言い続けています。

翻って今回の海江田経済財政相の発言を見てみると、その真意を理解できます。

すなわち、「来年の後半には景気回復する」と言うことにすら自信が持てないため、「再来年の2012年までに」と発言しているのだと私は見ています。

具体的に自分は何をするのかを述べる立場にある人が、それを言わずして経済評論家のごとく予測しているだけでも不合格です。

加えて、その予測内容が他の経済評論家よりもさらにお粗末で、予測を外した際の言い訳とも言える予想をしているとは、全く目も当てられない状況だと思います。

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▼大蔵官僚の過剰な自信が、バブル崩壊を未然に防ぐ機会を見逃した
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先日、NHKで「862兆円 借金はこうして膨らんだ」という番組が放送され、元大蔵官僚の証言録が開示されていたそうです。私は番組の宣伝を見たことはありますが、番組そのものは見ていません。

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