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都知事選挙、戦況を客観的に振り返る

都知事選挙、終了しました。午前中は色々なところから電話が入り、「ヘェ~」ってなことも多々あり、落着きましたら多少の暴露も含めて記したいと思います。

おそらく舛添陣営は、「やらなければならないことを、確実にやり、やれることは少しでも多くやった」のだと思います。選挙戦最中は「いろいろな事」があります。それでも、あらゆることを「勝つために集中」させるという王道を貫けた。所属国会地方議員への名簿の提出義務付け、団体や有識者、文化人等からあらゆる支援を引き出し、総動員で組織の威力を充分に発揮。その上での、空中戦(街宣)は動員力に迫力は欠けたものの、地上戦による支援者拡大の決定打となった感じです。

一方、期待された筈の「二人の総理陣営」は、これ等が全て裏目に。選挙を内部から戦ったことのある方はお分かりだと思いますが、選挙中は「ひたすらに、我慢!!!」です。我が出ると陣営は空中分解し、必須事項を完遂出来ず、空中戦と地上戦が噛み合いません。

有権者意識も興味のあるものでした。出口調査を行ったところやはり関心事は医療や福祉が20%、景気や雇用が18%、原発などエネルギー問題が17%。個人的には本来、最大争点となるべき地震などの防災についての重視した有権者は、たったの7%でした。さらに意外だったのは五輪パラリンピックへの関心は3%。言葉は悪いですが、やはり将来的なことよりも現在の生活不安に関する政策が重視されたようですね。

また、無党派層が最も重視した政策は原発などエネルギー問題が最も多く24%、次いで医療や福祉が18%景気が雇用が16%。原発などエネルギー問題に関心がある人はダントツに細川氏に投票し、意外と宇都宮陣営に票が流れませんでした。宇都宮陣営に対して重視されたのは結果的に医療や福祉。そして田母神陣営においては、地震などの防災対策を期待した人が多かった。

ネット選挙については以前記したとおり。ネットは陣営側にとって有力なツールですが、支援者拡大という事に関して、地上戦を凌駕するツールには、まだなり得ていないようです。ネットコンテンツを充実させても、それを見る人、拡散する人が固定化している現状は、ビッグデーターから読むことが出来ます。

ただ、選挙のやり方は、少しずつ、確実に変わって来ていると思います。そういった意味では、ネット選挙を侮ることは出来ません。ますます、その重要性は格段に増していくと思います。今は未だ過渡期だということですね。

最後に、田母神陣営が獲得した610,865票は、新しい勢力区分の誕生だと、今後とも大いに期待したいと思います。因に、自民党員ではない私の妻は1/13~2/9まで事務所につめ「ボラ長」と呼ばれておりました。

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