そういうわけで、家入さんの選挙ご承知の通りの結果でした。それでも開票報告会をクラブでやってしまうあたり、少しでも多くの若い人に政治や社会のことに興味をもってもらいたいという選挙戦を象徴するイベントとなりました(写真はDJブースでノリノリのご本人)。
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45年ぶりの豪雪は想定外で、イベントに賭けていただけに正直痛手でした。とはいえ参戦を決めたのが告示直前の数日。人もお金も組織も知名度もなく、街頭活動もほとんどやれなかったのでこの結果は予想の範囲内であり、真摯に受け止めます。
選挙に中枢で関わることは本当にリスクが高いことで、社会的批判も浴びるし、いわれない中傷も受けるし、下手をすれば過失の公選法違反で訴追されるかもしれない。プロの政治家の大変さ、日本社会で政治参画することのハードルの高さを再痛感しました。
だからといってリスクを取る俺ってスゴイなんて胸を張るつもりもない。公開討論会が二度も流れ、年配者ばかりの候補者ばかりでこれでいいのか?と問いかけたかっただけです。たぶん泡沫とバカにされるんだろうけど、お金も地位もあるくせに投票にもいかないでバカにする人よりは、家庭や健康や富や地位に恵まれなくてもボランテイアで頑張った若者たちを心からリスペクトします。
今回の活動の真価が問われるのはむしろこれからです。家入さんは、インターネッ党としてガチで区長選、統一地方選に参戦する意向を示しました。既存政党でも理念が共有できる候補者には推薦を出して応援してもいいでしょう。家入さんからはありがたいことに今後も一緒にとお誘いを受けましたが、僕のようなロートル参謀はスパッと身を引いて若い秀才たちに任せる方がいいと思います。
すでに僕にも取材依頼が明日以降入ってますが、振り返りは現代ビジネスやアゴラでも追々やっていきます。それがご心配、ご迷惑をお掛けした皆様への小さな恩返しです。
丸3週間、ご迷惑をかけ通しで失礼しました。
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- 2014年02月10日 05:32