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- 2014年02月09日 00:18
NHKスペシャル−魂の旋律
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NHKスペシャル番組案内より
2014年2月6日午後、佐村河内守氏のゴーストライターを務めていた新垣隆氏が記者会見を開き、佐村河内守氏の代作を18年間行っていたことを明らかにしました。
去年3月31日、NHKスペシャルでは「魂の旋律~音を失った作曲家~」と題し、両耳の聴力を失った作曲家として、佐村河内守氏を感動的なノンフィクションとして紹介いたしました。
2013年10月、「新潮45」11月号において、「佐村河内は耳が聞こえているのではないか」という疑惑が出ていたといいます。
そして、新垣氏が週刊文春で告発するに及んで、ゴーストライターが存在したことを認め、「耳の状態が悪くなって別の作曲家に作ってもらった」「別の人物も作曲家として表に出づらい事情があった」などとNHKに説明していたようですが、新垣氏の記者会見で真実(と思われる)が語られ、その上「佐村河内守氏は普通に耳が聞こえており会話ができ、譜面についてはそもそも書けない」とまで証言されてしまいました。
現在のところ、佐村河内守氏の記者会見は予定がなく、代理人弁護士の「障害者手帳を所持している」から耳の障害があるという反論がされている程度です。
実は、私もたまたまこの番組を見ていました。
そして、番組の内容について痛く感動をしてしまった一人です。
NHKは、「放送当時、本人が作曲していないことに気づくことができませんでした。視聴者の皆様や、番組の取材で協力していた方々などに、深くお詫び申し上げます。」
というコメントを出しています。
このNHKスペシャルでは、忘れられない番組があります。
10年以上前、2002年4月28日にNHKスペシャルで放送されたドキュメンタリー番組、「奇跡の詩人〜11歳 脳障害児のメッセージ〜」です。
私は、この番組もしっかりと見て、これも本当に感動してしまった一人でした。
番組の内容は、誕生直後の手術の影響で、脳に障害を受け、話すことも立つこともできない日木流奈(ひき・るな)君が、文字盤を使って詩を書き、本を発表しているとして、創作の現場を取材したものでした。
各新聞の視聴室欄でも「大人達への思いやりにあふれている。」「流奈君の非凡さに驚く一方で、両親の、子どもの心に立っての教育に胸打たれる。」「私を否定しない環境があった、という流奈君のとても豊かで、希望に満ちている日々と言葉には、驚きとともに感動を覚える。」と絶賛していたのでした。
指で文字盤を指し、それを母親が読み取ると言う方法で、意思を伝えられるようになったという内容で、豊富な知識は哲学書から天文書まで2千冊に及ぶ読書によると報道していました。
ところが、番組直後からNHKに多数の疑問が寄せられ、NHKは検証番組まで作って説明していましたが、疑問はますます膨らむばかりでした。
その内、NHKは沈黙を通すことで、番組の誤りを事実上認めたものと受け止められています。
どうも、この番組が作成されることによって大儲けする人たち(出版社)がいたようです。
当時の私の感動ぶりを見て、連れ合いは放送当日から「こんなこと怪しいものだ」と喝破していました。
したがって、その後、多数の疑問が寄せられることになると「それ見たことか」と涙腺の弱い私をからかうのでした。
今回の経緯も、大変に似た事情があったように感じます。
私は二度までも、安い感動の涙を流してしまいました。
しっかりせよNHK、しっかりせよ放送人と言いたい。
NHKスペシャル番組案内より
2014年2月6日午後、佐村河内守氏のゴーストライターを務めていた新垣隆氏が記者会見を開き、佐村河内守氏の代作を18年間行っていたことを明らかにしました。
去年3月31日、NHKスペシャルでは「魂の旋律~音を失った作曲家~」と題し、両耳の聴力を失った作曲家として、佐村河内守氏を感動的なノンフィクションとして紹介いたしました。
2013年10月、「新潮45」11月号において、「佐村河内は耳が聞こえているのではないか」という疑惑が出ていたといいます。
そして、新垣氏が週刊文春で告発するに及んで、ゴーストライターが存在したことを認め、「耳の状態が悪くなって別の作曲家に作ってもらった」「別の人物も作曲家として表に出づらい事情があった」などとNHKに説明していたようですが、新垣氏の記者会見で真実(と思われる)が語られ、その上「佐村河内守氏は普通に耳が聞こえており会話ができ、譜面についてはそもそも書けない」とまで証言されてしまいました。
現在のところ、佐村河内守氏の記者会見は予定がなく、代理人弁護士の「障害者手帳を所持している」から耳の障害があるという反論がされている程度です。
実は、私もたまたまこの番組を見ていました。
そして、番組の内容について痛く感動をしてしまった一人です。
NHKは、「放送当時、本人が作曲していないことに気づくことができませんでした。視聴者の皆様や、番組の取材で協力していた方々などに、深くお詫び申し上げます。」
というコメントを出しています。
このNHKスペシャルでは、忘れられない番組があります。
10年以上前、2002年4月28日にNHKスペシャルで放送されたドキュメンタリー番組、「奇跡の詩人〜11歳 脳障害児のメッセージ〜」です。
私は、この番組もしっかりと見て、これも本当に感動してしまった一人でした。
番組の内容は、誕生直後の手術の影響で、脳に障害を受け、話すことも立つこともできない日木流奈(ひき・るな)君が、文字盤を使って詩を書き、本を発表しているとして、創作の現場を取材したものでした。
各新聞の視聴室欄でも「大人達への思いやりにあふれている。」「流奈君の非凡さに驚く一方で、両親の、子どもの心に立っての教育に胸打たれる。」「私を否定しない環境があった、という流奈君のとても豊かで、希望に満ちている日々と言葉には、驚きとともに感動を覚える。」と絶賛していたのでした。
指で文字盤を指し、それを母親が読み取ると言う方法で、意思を伝えられるようになったという内容で、豊富な知識は哲学書から天文書まで2千冊に及ぶ読書によると報道していました。
ところが、番組直後からNHKに多数の疑問が寄せられ、NHKは検証番組まで作って説明していましたが、疑問はますます膨らむばかりでした。
その内、NHKは沈黙を通すことで、番組の誤りを事実上認めたものと受け止められています。
どうも、この番組が作成されることによって大儲けする人たち(出版社)がいたようです。
当時の私の感動ぶりを見て、連れ合いは放送当日から「こんなこと怪しいものだ」と喝破していました。
したがって、その後、多数の疑問が寄せられることになると「それ見たことか」と涙腺の弱い私をからかうのでした。
今回の経緯も、大変に似た事情があったように感じます。
私は二度までも、安い感動の涙を流してしまいました。
しっかりせよNHK、しっかりせよ放送人と言いたい。



