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舛添要一氏の3つの政治団体の人件費増への疑問と絵画購入問題

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(3)このスクープ報道と政治資金収支報告書・政党交付金使途報告書で確認すると、2012年に、「グローバルネットワーク研究会」は、「政治活動費」の「調査研究費(書籍・資料代)」のなかの「資料代」で、また、「新党改革比例区第4支部」は、「経常経費」の「備品・消耗品費」のなかの「備品」・「消耗品」で、それぞれ絵画を購入し、修復費用を支出しており、後者は政党交付金(税金)が支出されていましたし、前者は政党交付金を受け取っているので、実質は政党交付金を支出していたに等しいのです。

(4)報告書に明記され、絵画を購入し、あるいは修復費用を支出していると思われるのは、少なくとも以下の支出先(お店)のものです。

「神奈川県立近代美術館」「株式会社世界堂」「(株)ロイドワークスギャラリー」「だいぎ」
「ギャラリー斐山」「ささき」「木村美術」「ジャパンアートセンター」「北岡技芳堂」「(株)ロイドワークスギャラリー」「檸檬亭」「(株)マーベラスアート」「サカキバラ画廊」
「絵画館(有)」「アートトレジャー」「千アート」「ごっと洞」

以上のうち、画廊・ギャラリーであると一目でわかるもの以外を一応インターネットで確認したところによると、
「株式会社世界堂」は新宿の画材・額縁の専門販売店
「ジャパンアートセンター」は三島のギャラリー
「北岡技芳堂」は名古屋のキャラリー
「檸檬亭」は豊後高田の古美術店
「だいぎ」は神戸市の美術商、
「ささき」は世田谷区の「古美術ささき」
「アートトレジャー」は岐阜の絵画・美術品販売店
「ごっと洞」は名古屋の「ギャラリーごっと洞」
「千アート」は八王子のギャラリー
であることがわかりました。

以上以外にも、「資料代」の支払い先として書店が複数あがっていますし、個人も複数ありますが、これらが果たして上記と同じ絵画購入等への支出であるかは、個々具体的に確認しないとわかりません。

(5)いずれにせよ、「しんぶん赤旗」の取材・報道の通りであれば、政党助成金という税金が絵画の購入などに支出されたことになります。

絵画購入などは、個人の趣味ではないでしょうか。

となると、公金の私物化です。

政治資金の経常経費や政治活動費の支出としても適切であるのか大いに疑問ですが、政党交付金(税金)で絵画を購入などしたとなると、明らかに不適切です。

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