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舛添要一氏の3つの政治団体の人件費増への疑問と絵画購入問題

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(5)3政治団体(または2政治団体)の各「合計」
2010年と2011年の3政治団体、2012年の2政治団体の各「合計」だけを拾い上げてみましょう。
2010年2011年2012年
収入
前年からの繰越金788万6816円292万8405円1159万1282円
本年収入1863万3287円7565万2328円4541万3200円
収入総額2652万0103円7858万0733円5700万4482円
支出
経常経費1498万6067円1910万3530円2188万4319円
政治活動費860万5631円4788万5921円2914万7792円
支出合計2359万1698円6698万9451円5103万2111円
翌年への繰越金292万8405円1159万1282円597万2371円
これを見ると、
2012年は、本年収入が減少し、政治活動費も翌年への繰越金も減額しています。

にもかかわらず、「経常経費」だけは最高額になっています。

「舛添要一後援会」がなくなっているにもかかわらず、なぜ「経常経費」が2011年よりも増額しているのでしょうか?

2.3つの政治団体の経常経費

(1)そこで、経常経費について注目してみましょう。
2010年
政治団体名「支部」「研究会」「後援会」「合計」
人件費546万6675円78万0711円70万1848円694万9234円
光熱水費0円0円0円0円
備品・消耗品費212万5894円43万5062円2万6870円258万7826円
事務所費210万4752円145万0300円189万3955円544万9007円
経常経費総計969万7321円266万6073円262万2673円1498万6067円
以上を見ると、
3つの政治団体の「経常経費」の各支出項目において「新党改革比例区第4支部」が中心であること、そのうち「人件費」の支出が一番高額であることがわかります。

なお、光熱水費は、事務所費の中に含まれるとして明記されています。

この点は、2011年、2012年も同じです。

(2)2011年
政治団体名「支部」「研究会」「後援会」「合計」
人件費761万1725円152万7952円37万2670円951万2347円
光熱水費0円0円0円0円
備品・消耗品費226万9035円41万0160円6387円268万5582円
事務所費382万8051円182万4900円125万2650円690万5601円
経常経費総計1370万8811円376万3012円163万1707円1910万3530円
2011年も基本的には2010年と同じ特徴があります。

(3)2012年
政治団体名「支部」「研究会」「合計」
人件費779万5599円242万9547円1022万5146円
光熱水費0円0円0円
備品・消耗品費476万4820円68万6926円545万1746円
事務所費392万2262円228万5165円620万7427円
経常経費総計1648万2681円540万1638円2188万4319円
3つの政治団体から2つの政治団体になっても、基本的には2010年、2011年と同じ特徴があります。

(4)3政治団体(または2政治団体)の各「合計」
2010年と2011年の3政治団体、2012年の2政治団体の「経常経費」の各項目の各「合計」だけを拾い上げてみましょう。
2010年2011年2012年
人件費694万9234円951万2347円1022万5146円
光熱水費0円0円0円
備品・消耗品費258万7826円268万5582円545万1746円
事務所費544万9007円690万5601円620万7427円
経常経費総計1498万6067円1910万3530円2188万4319円
以上を見ると、
すでに確認したように、2012年は、本年収入が減少し、政治活動費も翌年への繰越金も減額しています。

また、同年は、3つの政治団体から2つの政治団体になっています。

にもかかわらず、「人件費」が最高額になっています。

「人件費」は詳細な報告がないので、なぜ最高額になったのか全くわかりません。


なお、事務所費については、すでに「家賃」の件で問題点を指摘しているので、ここでは取り上げません。

(5)また、2012年は、「備品・消耗品費」が2倍超になっています。
政治団体名「支部」「研究会」「後援会」「合計」
2010年212万5894円43万5062円2万6870円258万7826円
2011年226万9035円41万0160円6387円268万5582円
2012年476万4820円68万6926円545万1746円
これを見ると、「備品・消耗品費」は、「新党改革比例区第4支部」のそれが200万円超も増えていることがわかります。

(6)、「新党改革比例区第4支部」の「備品・消耗品費」について、2011年と2012年を比較すると、
「備品」が約36・2万円から約74・4万円に、
「消耗品」が約15・1万円から約25・8万円に、
自動車関係が約5・5万円から約174・5万円に、
「その他の支出」がやく94・4万円から約140・6万円に、
それぞれ増えています。

これについては、後で再度取り上げます。

(7)「舛添要一後援会」が2011年6月末に解散しました。
2012年には、衆議院が解散し、総選挙が行われましたが、舛添氏は参議院議員であり、2013年の参議院通常選挙には立候補していません。

自動車関係の支出が増えていますが、それは、衆議院解散による総選挙が行われた2012年12月より、ずっと前の支出です。

その時点では、翌年の参議院通常選挙に立候補するための準備として政治資金の支出を行っていたのでしょうか??

2012年に、巨額ではないものの、「新党改革比例区第4支部」の「人件費」や「備品・消耗品費」の支出が増えたのは、疑問が生じます。

3.2012年の政治活動費・経常経費と絵画購入

(1)すでに紹介した3つの政治団体の「政治活動費」だけを再度紹介しておきます。
政治団体名「支部」「研究会」「後援会」「合計」
2010年402万2879円393万3296円64万9456円860万5631円
2011年2925万9576円1635万9055円226万7290円4788万5921円
2012年1518万4165円1396万3627円2914万7792円
政治活動費は、2011年に大幅に増えたものの、2012年にはだいぶ減少しています。

前述したように「舛添要一後援会」が2011年6月末に解散し、舛添氏は2013年の参議院通常選挙には立候補していませんから、「政治活動費」としての支出も減少したのでしょう。

(2)では、全く問題がないかといえば、そうではないようです。
しんぶん赤旗2014年1月27日(月)

政党助成金12年分
舛添氏 絵画購入など100万円超


 国民の税金である政党助成金の不適切な支出が問題になっている東京都知事候補の舛添要一元厚生労働相が、政治資金や政党助成金で絵画を購入していたことが、「赤旗」日曜版の調べでわかりました。絵画の購入などに使われた金額は2012年分で100万円以上にのぼっています。

 舛添氏の資金管理団体「グローバルネットワーク研究会」の12年の政治資金収支報告書によると、東京はじめ、静岡県、岐阜県、香川県、富山市など全国の画廊で絵画を「政治活動費」で買い集めています。

 項目は、「調査研究費」のうち、「資料代」。ある画廊は「舛添氏には絵画を売った。“資料”ではない」と証言しています。

 また、舛添氏が支部長を務めた「新党改革比例区第4支部」は、「備品」「消耗品」の名目で絵画購入や修復費用を政党助成金で支払っていました。

 同支部から政党助成金で800万円もの家賃収入を得ていた舛添氏のファミリー企業「舛添政治経済研究所」の登記簿によると、目的欄に「絵画・陶器等美術品の販売」を掲げています。

 税法上優遇される政治資金や、国民の税金である政党助成金で絵画を買い込む舛添氏の「政治活動」が問われています。

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