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「たちあがれ日本」も与謝野氏も予想以上にシタタカだった(2011年分政党交付金のための届出)

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Tokyo MX2011年1月13日
与謝野氏「たちあがれ日本」離党に “応援団長”石原知事は…

 『たちあがれ日本』の応援団長を自認している石原知事はきょう午前、与謝野議員の離党について記者団の質問に答えました。

Q.与謝野氏が『たちあがれ日本』を離党して入閣という方向だが?
――「前から聞いていたよ。今度、民主党で比例代表で出るんだってさ。ばかじゃないかねえ」(略)
離党届けの前にせよ後にせよ「たちあがれ日本」は与謝野氏を所属国会議員として届出て、政党交付金をその分多く受け取ろうとしたわけであるから、シタタカである。

(7)与謝野氏の方も、シタタカではなかろうか!?

というのは、「たちあがれ日本」は、勝手に与謝野氏を所属国会議員として届出したわけではないからだ。

つまり、所属国会議員は、自らを所属国会議員であるとして政党が届出することについて承諾し、他の政党に所属国会議員として届出することを承諾していないことを誓った「承諾書及び誓約書」を書いて所属政党に提出し、政党はそれを総務省に提出することになっているからだ。
(政党交付金の交付を受ける政党の届出)
第五条  政党交付金の交付を受けようとする政党は、その年の一月一日(同日が前年において行われた総選挙又は通常選挙に係る次条第一項の選挙基準日前にある場合には、当該選挙基準日とする。以下「基準日」という。)現在における次に掲げる事項を、基準日の翌日から起算して十五日以内に、総務大臣に届け出なければならない。

一  ・・・
二  ・・・
三  ・・・
四  ・・・
五  ・・・
六  ・・・
七  ・・・
八  ・・・

2  政党は、前項の規定による届出をする場合には、次に掲げる文書を併せて提出しなければならない。

一  ・・・
二  ・・・
三  当該政党に所属する衆議院議員又は参議院議員としてその氏名その他の前項第五号に掲げる事項を記載されることについての当該衆議院議員又は参議院議員の承諾書及び同項の規定による届出において当該政党以外の政党に所属している者としてその氏名その他の同号に掲げる事項を記載されていないことを当該衆議院議員又は参議院議員が誓う旨の宣誓書

四  ・・・
「承諾書及び誓約書」には、日付を書き込むことになっている。

与謝野氏が、この「承諾書及び誓約書」を何日付けで書き、「たちあがれ日本」に提出しのか分からないが、今年の1月1日から13日までの間に書いて「たちあがれ日本」に提出したのであろう(実際に書かれたのは昨年かもしれないが、法律の趣旨で言えば、この間に書かなければならない(自治省選挙部政党助成室編集『逐条解説 政党助成法・法人格付与法』ぎょうせい・1997年、35頁))。

政治的問題としては、1月1日の場合と1月13日の場合とでは微妙に違いがあるかもしれないが、与謝野氏は、その時期には、すでに、おそらく離党することをほぼ決めていたのではなかろうか!?

にもかかわらず、与謝野氏は「たちあがれ日本」のために「承諾書及び誓約書」を書いて渡したのである!

にもかかわらず、13日午前10時には離党届出を提出したのである。

シタタカだ!

(8)なお、与謝野氏が書いた「承諾書及び誓約書」の日付について電話で総務省(自治行政局選挙部政党助成室)に尋ねたが、それは教えてもらえなかった。

情報公開請求しなければ、わからないようだ。

記者の皆さん、情報公開してみてはどうですか!?

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