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『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』 - 是非とも読んでほしい

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ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか画像を見る』は私のお勧め本の1冊です。新書で読みやすい本で、今は上にあるように増補改訂版が出ています。



  • 日本人→ルールを守る。ルールを変えようとはしない
  • 欧米人→ルールを変えることも厭わない
これが基本的な軸になっています。非常にざっくりと括ったステレオタイプなまとめですが全体的な傾向としては著者の主張は当てはまるでしょう。

日本人はルールを変えようという動きがあまりにも少なすぎます。

例えば、ありがちな話は交通ルールの順守。

    • 一般道の法定速度(制限速度)が実態に則していないが、どうする
    • 赤信号だが車が全く来ない横断歩道ではわたっていいか
こういう話になると、「実態に則していないから制限速度以上で走っていい」とか「赤信号でも渡っていい」のようにルールを守らなくていいという意見やルールは守るべきだという意見の対立になります。

「ルールを変えるべきだ」という視点からの意見が出てくることはほとんどありません。

仕事でもよく遭遇しますが、日本人は一般的にルールを順守しようとしてルールにそう書いてあればそれは守るものとして前提で案を検討します。

これを外国人の上司に持っていくと「誰がOKと言えば、そのルールは変えられるのか?俺が掛け合うぞ」、とルールを変える提案が出てくることもあります(時々は規制当局がダメと言っているということに対して「そんなのは当局を説得すればいい」という意見を言われてたりもして困ることもありますが)

最近は下火になりましたが「TPP"交渉"参加」も話題になりましたが、ルールの承認/否決ではなくルールを考える場への参加への反対が盛り上がって不思議でした。

ニュージーランドとアメリカのやり取りで以下のような話があったにもかかわらずです。(ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官が米国務省のフランキー・リード国務副次官補に語ったとされる内容)
If the eight initial members can reach the "gold standard" on the TPP, it will "put the squeeze" on Japan, Korea and others, which is when the "real payoff" will come in the long term.
ようするに「日本や韓国を除いた当初8カ国でゴールドスタンダードを策定できれば、それを押しつけることができるから嬉しいぜ」という話です。つまり、TPP参加国から日本を潰すには日本がルール決めのテーブルに入ってこなければ嬉しいと言われているのに、日本国内ではTPP交渉に入るべきではないという声が多くあったのですから不思議な話です。

別にそれは構いませんが、それでゴールドスタンダードを作られてしまったら、あとはその世界と決別するか渋々従うかのどちらかです。

もっと、ルールを作る/ルールを変えるという発想や行動があっていい。

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