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今度の都知事選は細川・小泉とメディアの喧嘩でもある

 都知事選が始まって初めての日曜日である。

 本来ならばテレビ各局が候補者を呼びつけて政策論争をさせるところだが今回はそれがない。

 仕方がないから評論家を集めて小田原評定をやっている。

 都知事選とは無関係の番組を流している。

 こんな間の抜けた政治報道はない。

 見る気もしない。

 そう思ってテレビ番組をしばし眺めていて、はたと気づいた。

 今度の東京都知事選は細川・小泉連合と大手メディアの喧嘩でもあるのだ。

 ここでいう喧嘩とは、安倍政権の側に立つ大手メディアが安倍政権を脅かす細川・小泉連合に不利な報道をしているという意味での、細川・小泉連合とメディアの戦いを指しているのではない。

 それはすでに何度も書いて来た。

 ここで私が気付いたのは、そのような安倍・小泉代理戦争のことではなく、文字通りの細川・小泉と大手メディアの喧嘩が始まったということである。

 選挙の季節になると候補者(政治家)とメディアの関係においてメディアが俄然強くなる。

  「政策論争を国民に伝える」という民主主義の大義名分の名の下に、政治記者の古手が大きな顔をして国民(有権者)に代わって、ここぞとばかり偉そうに候補者に質問攻めし、それを放映して視聴率を稼ぐ。

 つまり選挙はメディアにとってまたとない営業チャンスなのだ。

 ところが今回はそれができない。

 それは細川・小泉連合がそのような政策論争を一切否定しているからだ。

 それはそうだろう。

 安倍政権寄りのメディアにのこのこ出ていって不利な立場に追い込まれるような事をするバカはいない。

 頭にきたメディアは、ますます細川・小泉たたきをエスカレートする。

 これに対し細川・小泉は出席拒否という戦略を最後まで貫くだろう。

 都民に訴えるのは偏向に満ちたメディアではない。

 あくまでも街頭演説で直接に訴えるしかない。

 そう割り切って、これからの2週間を東京都のあらゆる場所で細川・小泉は演説を続けるだろう。

 それを大手メディアは報道したくてもできない。

 いまいましいということももちろんある。

 しかし公正性のゆえに、細川・小泉連合ばかりを報道できないからだ。

 かくて今度の東京都知事選で大手メディアの出る幕がなくなる。

 大手メディア抜きの選挙で日本の帰趨が決まる。

 メンツをつぶされた大手メディアは、いつのまにか安倍政権の為に細川・小泉をたたくという御用メデアの役割を忘れ、細川・安倍と本気で喧嘩する愚をおかすことになる。

 私は常日頃から、この国のメディアの質の低下と、そのくせ特権意識を振りかざす傲慢さに腹を立ててきた一人だ。

 この喧嘩、圧倒的に細川・小泉連合を応援する(了)

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