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「慌ただしい日々」

 16日は朝8時から行われた自民党中央支部の会合出席から始まった。

 急遽都知事問題での役員会となったのだ。なにしろ昨年、4年ぶりに都議会議員に復活したのが立石晴康支部長、張り切っていて、やることが早い。

 彼から都議会自民党での舛添候補推薦に至る経緯の報告があったが、40人ほどの役員の空気は微妙ですっきりしない。自民党が下野し苦境にあった時、自民党を捨てて新党を作った舛添氏に対しての不満が多いのだ。

 発言を求められて立った役員の湧井氏、「私達の間では深谷先生が知事候補に相応しいとの声が圧倒的でした。どうして出てくれないのか皆残念がっています。」続いて小林元区議、「深谷先生、何故知事の出馬を断ったのか教えてほしい。」辻清人代議士からも「同僚議員を含めて、周りの声もそうでした。」

 私はやむなく次のように答えた。

 「私への出馬要請が自民党からあった訳ではありません。確かに色々の方から言われましたが、私の心は一切動かされることはありませんでした。1年前、私は正式に引退しました。それは、残念ながら歳をとったからです。

 我々老人が為すべきことは、長い経験とそれで得た豊富な知識を以て、若い人を育てることです。その一点しかありません。だから後継者に辻清人君を選んだのです。

 老人が何時までも「俺が俺が」と、しゃしゃり出てはいけないのです。はっきり言って細川氏、小泉氏がそろって会見している老残な姿は、見苦しくて残念でならなかった。」

 さまざまな意見が出たが、全体的に舛添氏に対して良い感情を持っている人は多くなかった。自民党から除名されたのに、という思いからなのであろう。

 だが、かといって細川氏を応援するという人も皆無だ。特に佐川急便からの1億円借り入れ疑惑は大きく、その構図は猪瀬前知事と同じではないかとの思いなのだ。「猪瀬氏は5000万円で辞職に追いやられたが、細川氏は1億円、それで知事に出ていいのかよ」という単純明快な理論なのである。

 最後に私は次のように述べた。

 「私は立ち合ってはいませんが、過日、自民党都議団と話し合いがもたれました。その席で政策的に一致したことと、幸い当選したら、都議会自民党の意見を体して、その意向に沿うて都政を推進するとの約束が出来たと聞きました。

 猪瀬前知事は傲慢にも都議会議員の声を無視して事を進めようとした、そこが最大の欠陥でした。都民の声に一番身近な存在が都議会議員、59名の自民党都議団が、実際の都政を動かす構図が最も必要、それが叶うことを信じて応援しようと私は思っています。」

 一応、この話を了とし、党で決まったことに全力を尽くすということになったが、この選挙は容易なことではないと実感した。

 この日午後1時半から都連支部長、常任総務合同会議が自民党本部で開かれた。初めて舛添候補が出席、政見を述べ正式に応援が決まった。

 私に、知事選挙確認団体の選対本部長になって欲しいとの要請も党から来ている。前途多難、大変だが、与えられた仕事は真剣にこなしていくだけだと思っている。

 忙しさの多くはマスコミの取材合戦だ。なにしろ、私のブログ「深谷隆司の言いたい放題」から端を発し、猪瀬知事の退陣となったし、かつて予算筆頭理事として細川政権打倒の急先鋒だったから、今や細川問題の生き字引的存在、連日記者が追いかけて来ておかしくはない。

 最近、女房の体調が悪いが、マスコミ記者接客の為、何回も続く階段の上り下りが苦痛の種らしい。

 昨日発売の週刊新潮(1月23日号)には私が語ったことが名前入りで出ているし、今週発売の夕刊フジや、写真雑誌「フラッシュ」にも自宅にカメラが入ったから載ると思う。サンデー毎日も同様だ。今日は、週刊文春、週刊朝日、産経新聞など数社から取材があった。

 まあ、騒がれているうちが華、とにかく誠実に対応していくだけだ。



 今日の報道によると細川氏の記者会見が2度も延期になっている。原発反対と都政の整合性、オリンピックに反対していたがどう辻褄を合わせるのか、1億円についての責任説明が出来るのか、そんなことを思案しての会見延期ではないか。しかし、どんなに詭弁を弄しても、とても都民を納得させることは出来まい。ひょっとして出馬取りやめもあるのではないかとの思いが、私の脳裏をかすめたりしている。

 

 それにしても私の体調はすこぶるいい、やっぱり、こんな暮らしが性に合っているということか・・・

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