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  • 2014年01月04日 09:58

パリと京都(観光地と日常と経験値)

 いまだに完全に時差ぼけがなおっておらす、相変わらず変な時間に目覚める状態で、ひしひしと体力の衰えを実感させられています。

 所詮、私自身一介の観光客にしか過ぎず、大したことが書けるわけでもありませんが、前回の続き(フランスのサービスはそんなにひどいのか?)のようなものについて少し。

1 観光地

 パリの印象ですが、いたるところにある建物がそれなりの風格を有しており、景観というのものの大切さを実感しております。

 もちろん景観を守るためにはいろいろ制限があり、そこに住んでいる人にとってはやっかいだというのもよく聞く話で、所詮物事には何事にも長所と短所があるという話です。

 京都に行くと寺や神社が好きな自分としては、あれだけの建築物があり、すごいなとひたすら感動していたものですが、パリも多分こうした建物が好きな人にはたまらないところかと思います。

 ただ、思ったのが先の景観の制限ではありませんが、住んでいる人にとっては当たり前で、京都に住んでいる人にしてみれば、マイナーな寺への道を聞かれてもわからないでしょうし、そこいらは慣れてしまうとそういうものなのかと思います。

 実際、私の育った場所も一応それなりの観光地の近くで、観光客などが良く来るのですが、人によって有名な見所以外の小さな側溝まで写真に撮っている人がおり、小さい頃は時々、こんなところの写真を撮って何になるのと思うこともあったのが正直なところでした。

 ただ、遠いところに来た、苦労して来たからには失望したくないという心理が働き、本来それほどすごいものでなくとも、それなりのものに見えるというのは、自分も観光旅行をするようになって初めて理解できたところがあります。

2 過剰

 こんな一般論だけもあれなので、少し具体的な話を書くと、当然のごとくベルサイユに行って宮殿を見てきたのですが、あれだけ贅をこらしたものになると、私の理解を超えてしまっており、当時ここに住んでいた国王などが何を考えていたのか理解すらできませんでした。

 これは北京の紫禁城を訪問したときにも抱いた感想で、これだけ広く、ここまでの贅沢な造りとなると、ここに当時住んでいた皇帝は何を考えていたのかなどと考えてもどうしようもない、下らないことばかり考えておりました。

 所詮基本的に人は変わらないもので、どこに行っても同じことばかり考えているものだと、改めて思った次第です(ブログを書くことと飽きること)。

 また、こういうのを見ると、人の欲望には限りがなく、一度方向性が決まってしまい、それを行う時間と資金があれば、ひたすらそれらを追求してしまうもので、制限を受ける中で苦労してこそ楽しみがあるのだ等と、貧乏人の僻み全開で見ておりました。

3 権力

 人は大きすぎる権力を持つとそれをどうするのかという話で、封建時代に「身分」があり権力を持ちたくとも持てないが故に苦労していた人もいれば、持ちたくもない権力を持たされたが故に苦労している人もいたのではないかと考えます。

 現在のように政治家が選挙で選ばれるとなれば、自分で覚悟して選んだ道なので、何かあったときに、批判を受けるのも当然のこととして、受け止められるわけで、そういう意味でも「選挙」という制度は良いものだと変なところで勝手に感心しておりました。 

 斯様に、何かを見ても、所詮自分の知識(政治学専攻)やこれまでの経験(中国留学)からしか物事は見れないわけで、私自身来る前に少しでもフランスの歴史などを下調べなどしてからくればもう少し違った感想になったかもと、少し後悔しているのが本当のところです。

 これは、別に観光に限った話ではなく、世の中を見るときに、できるだけいろいろな視点から見たいと散々書いておきながら(このブログは「公平」「中立」を重んじている?)、所詮私自身こんなものかと思っているのも本当のところです。

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