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NISAブームの記事を読んで(チョッとヘン)と思えないアナタは、まだまだ金融リテラシーが足らんのだよ

1月3日の日経新聞に掲載された記事「NISA口座数、400万超す 高まる個人の投資意欲 専用投信など600本」という記事を見て、笑いが噴き出しました。

NISA口座数が400万を超したというのは、まあいいとして、「需要を取り込もうとして証券会社や銀行などが用意するNISA向けの投資信託商品も延べ600本以上を数える」という箇所……このへんが、そこはかとなく、悲しい。

記事から判断すると日経は金融機関26社に聞き取り調査したわけだから、単純に割り算して、一社あたり23の投信を薦めて回っていることになるWWW

あんたら、思考停止かね?

要するに、自分のアタマで考えられない奴達(=証券、銀行マン)が、同じく自分のアタマで考えられない顧客(新しくNISA口座を開く、右も左もわかんない消費者)に、とりあえず何か商品をあてがう……そのベルトコンベア式の大量マーケティングに、乗せる、乗せられる……この1980年代から連綿と続いている日本金融界のビューティフルな伝統が、今回も繰り返されているに過ぎないのです。

皆がNISAで阿波踊り踊っている時に、こういうヒネた発言をすると、各方面から袋叩きに遭いそうだけど、まあ、オレっちがサッと今回のNISAで各社の用意している商品を見まわしてみると、殆どが落第なんだな、これが。

でも、そーゆーコトは、新聞社も雑誌社も、口が裂けても言わない(笑)

なぜなら、彼らにとっても広告掲載の、かきいれどきだからネ。

5年間、BUY & HOLDで抱いたままにする投資対象……これは選ぶのがカンタンなようで、実はとても難しい。

でもこれだけは言っておく。

日曜日の日経新聞にデカデカと全面広告が出ているような投信、東横線などの通勤電車の中吊りに、活字が躍っているような投資対象……これらを避けるだけで、アナタの投資リターンは、格段にUPします。

NISAに関連する過去記事を書いたので、興味のある方はどうぞ:

NISA(ニーサ)少額投資非課税制度にピッタリの投資ストラテジーとは?
NISAでウォーレン・バフェットのポートフォリオに挑戦

なお、僕が最近出した本、『Market Hack流世界一わかりやすい米国式投資の技法』には、ウォーレン・バフェットですら「安産型ナイス・バディの法則」をきちんと守っていることが解説されています。


リンク先を見る
MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法 [単行本]

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