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  • ヒロ
  • 2013年12月30日 10:00

年の終わりに思うこと

いつの間にか年の瀬。今年も全力で気を緩めず走ってきたので「息つく間もなかった」かも知れません。ただ、走れる時に走るというのが私のポリシー。だから、多分、来年もがんがん走るでしょう。

さて、年末なので少し、やわらかい話から入ってみましょう。

AKB48。一世を風靡しました。日本中が盛り上がり、若くさわやかなイメージを振りまきました。日本はいわゆるアイドル天国としてはアジアの先頭に立っており、東南アジアなどへの「輸出」もかなり高まっています。私がカナダに来た頃、香港系移民が非常に多く、書店に行けば日本のファッション、アイドル雑誌の中国語版が山積みになっていました。その後、JポップのCD、DVD、挙句の果てにドラマ、TV番組はことごとく中国語版が作られ、何が正規で何が裏ルートかさっぱりわからずという状態でありました。少なくともJポップのCD,DVDは台湾あたりからの正規版でも日本で買う3000円強とは比べ物にならない安さでありました。

ちなみに「半沢直樹」はドラマが終わった翌週に山積みで一話から最終回までパッケージで3ドルとか6ドルとかそんな金額で売っているのです。TBSが聞いたら怒るだろうなとは思いますが、それで日本のソフトカルチャーがアジアに浸透していくとすれば価格以上の効果はあるのだろうと思います。「半沢直樹」の放送が始まったばかりの頃、仕事で一緒になる香港出身の彼が「シャッチョー、半沢見た?あれ、面白いよ!」とお奨めされたぐらいですから。

ところでAKB、実は私も隠れファンなのですが、今後どうなるのでしょうか?AKBはおにゃんこや最近、大復活中のモー娘に比べれば息の長いアイドルグループになっているのですが、理由は秋元康のマーケティングによるところが大きいと思います。まぁ、よくあれだけ次々とアイディアが出てくるなとただただ感心しているのですが、特にアジアへの輸出を進めたことが最大のポイントだったと思います。インドネシアのジャカルタからJKT48、上海からSNH48、台湾からはTPE48 などとにかく多角化を進めました。そして国内派生のSKEや乃木坂46は本体を凌駕する勢いになっています。

AKBをさまざまな見地から(しかも科学的に)分析しているケースは多いのですが、一般に言うAKBの第一ピークは2011年の総選挙で大島優子と前田敦子の熾烈な戦いをした時に突出しています。その後、底堅いものの着実に人気が漸減しています。個人的には2012年は悪くなかったと思っていますが、その頃から秋元康のAKBの個性化への展開が始まったのです。それがさまざまな派生グループなのです。

では、なぜ、個性化展開したか、といえばAKBに言われたのは没個性。つまり、数で負かして一人ひとりの個性は見えにくい状態でした。そこで総選挙で個人のアピールの場を設けたのは確かにひとつの作戦でありました。更に「飽きやすい」男性ファンを「密着」させるために地方に派生グループを作り、「お国のAKB」化を図ったといえます。これはかつてのアイドルがたちまち凋落していった反省が効いているということでしょう。

なぜ、個性なのか、といえばAKBの本当のライバルである「嵐」はみな個性派。また嵐の先輩であるSMAPは今でも絶対的な人気とジャニーズの「世代ごとに攻める」戦略に見事に乗せられていることが大きいでしょう。

私の今日のブログが何をいいたいか、お分かりになりますでしょうか?

私の見る2014年のキーワードは「個性」ではないかと思っています。アベノミクスはある意味、強烈な個性。黒田日銀総裁の異次元の金融緩和も個性そのもの。東京モーターショーの本田ブースの「枠を飛び出せ」も個性を打ち出す時代になったことを物語っています。

羊と揶揄された日本人は同じような目立たない色の背広を着、ぞろぞろ歩いているシーンがその象徴になっています。しかし、いまや、ネクタイをしない会社員も増え、勤務体系も変わってきました。そこには「創造」を期待する企業の戦略が透けて見えます。

AKBもその点、新たな展開を見せるのでしょうか?そして、あなたも私も衰退しないように個性を打ち出すことが2014年には求められているのではないでしょうか?

今日はこのぐらいにしておきましょう。

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