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社内イベント「半年に1回以上開催」が8割 不参加が「社員評価に響く」ことも

コンサルティング会社のジェイティービーモチベーションズは24日、「社内イベントの効果に関する調査」を発表した。

調査結果によると、全社規模での社内イベントを「半年に1回以上(1か月に1回以上~半年に1回程度)」開催している企業は、全体の80%に上ったという。

この調査は、従業員数100人以上の企業の経営者148人を対象に行われたものだ。

高級ホテルを借りて「忘年会」も

実際、キャリコネの口コミを見ても、積極的に社内イベントを開催している会社はとても多い。近年は飲み会やお花見会といった酒席の場だけでなく、スポーツ大会など体を動かすイベントも豊富なようだ。

「仕事帰りにみんなで皇居マラソンしたり、プロジェクト対抗のフットサルイベントがあったり、バーベキューやホテルでキックオフミーティングをしたりと交流を深めるイベントも盛んです」(30代前半・男性)


イベントを通じて良い影響を受けたという声もある。特に表彰式のような社員評価の場があると、業務に対するモチベーションアップにつながるようだ。

「イベント好きで飲み会がとても多い。年末の忘年会は高級ホテルを借りて表彰式を行い、社員全員の良い刺激になる」(20代前半・男性)

「社員全員が1つの会場に集まり、誰の仕事が一番良かったのか投票するイベントがある。表彰された方のモチベーションが上がることはもちろん、見ている人もその仕事の素晴らしさに感動します」(30代前半・女性)


調査によれば、経営者は社内イベントの効果として「社内コミュニケーションの促進」(94%)や「組織の一体感の醸成」(93%)、「社員のモチベーション向上」(87%)などを挙げている。

少なくとも上記の口コミから判断する限り、狙い通りの効果を発揮している例も多いようだ。

参加しなければ「ボーナス削減」の理由に?

とはいえ、社員全員がこうしたイベントを歓迎しているわけではないのも事実。例えば参加の強要を忌避する声や、アルコールが苦手な人には辛いという声もあった。

「運動会など面倒なイベントがあり、強制的に参加を指示されます」(30代前半・男性)

「社内イベントが多く、ほぼお酒が絡みます。和気あいあいとしていますが、男性社員は飲まされることが多く、お酒が苦手な人にとってはキツいかも」(20代後半・女性)


さらに、社内イベントへの参加状況が社員評価に影響するという声もあった。

「イベントごとが多く、参加しなければ白い目で見られる雰囲気がある。(参加しなければ)協調性がないということで、ボーナス削減の理由にされることも」(20代前半・男性)

「業務よりも、花見やBBQなどのイベントに注力しなければ出世はできない」(30代前半・男性)


社員を評価するのなら、普段の働きぶりを見ればいいはず。忘年会やバーベキュー大会を社員評価の場にしてしまっては、せっかくの交流や息抜きの機会が台無しだ。「社内イベントに参加してみたい」という意欲も減退するだろう。

近年、若手社員の忘年会・新年会不参加が増えたと言われているが、背景にはイベントへの参加を強制する雰囲気や、参加の有無で社員を評価する姿勢があるのかもしれない。

せめて社内イベントくらいは「無礼講」という言葉を思い出してもらいたいものだ。

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