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Amazonに対抗して「ジャパゾン」って本気ですか?

朝日新聞の12月22日の記事が衝撃的すぎて圧倒されている。日本のリアル書店と電子書店の13社ほどが組んで、「業界で一人勝ちを続けるアマゾンに対抗できる連合体「ジャパゾン」を目指す。」とかいうノリで、何かをおっぱじめるらしい。

この記事を読んだだけでも、全く関係ない私が赤面してしまうほど、利用者を置いてけぼりにした展開だ。
対アマゾン、電子書籍で連携 書店や楽天など13社、めざせ「ジャパゾン」(朝日新聞)

内容としては、楽天、ソニーなどの13社ほどで「電子書籍販売推進コンソーシアム」を設立し、紀伊国屋、三省堂、有隣堂、今井書店の店頭で、電子書籍を販売する計画とのこと。

ネットよりも書店で先行販売したり、電子書籍の作品カードを並べ、店頭で決済、カードに書いてある番号で電子書籍をダウンロードする仕組みを展開するとのこと。

これのどこに魅力を見出せば良いのだろうか。書店がいいのは、実際に中が読めることだったり、並べる本のセレクトだったりが楽しいのであって、上記はこのいずれも叶えてくれそうにない。

わざわざ書店まで出向いて、中の見れないカードを物色して、レジで決済して、番号をスキャンして(下手したらて入力して)ダウンロード?いやー、ないでしょう。ない。ない。

記事中ではAmazonのシェアが3〜4割とのことだったが、電子書籍関係者向けに発行している電子書籍マガジンの調査でも「現在利用している」と回答した割合がKindle 55%、iBookstore 17.5%、楽天kobo 11.9%、Reader Store,11%、BookLive! 8.3%という状況である。おそらく一般の利用者はもっと差がついていると考えるべきだろう。
Kindleストア利用者が半数越え――OnDeck電子書籍ストア利用率調査(ITmedia)

私自身は最近Sony ReaderからKindleに乗り換えたところだ。なぜかというと、Kindleは品揃えも豊富だし、検索しやすいし、どの端末でも読めるし、セールはやってくれるし、アフィリエイトも提供しているし・・・・。あげるとキリがない。

Kindleは日本市場への参入が遅れに遅れて昨年の10月にようやくサービス開始した後発である。それもまだ1年ほどしか経っていない。にもかかわらずここまでの差をつけられてしまったのは、その他の電子書店の傲慢さに他ならないのではないだろうか。

Amazonは紙の書籍で圧倒的な利用者がいるから有利でしょ・・・とかそういう見方をする人もいるかもしれないが、一般の利用者からみて、一番努力をしているのはどこの電子書店だろう?と考えたときに、やっぱりKindleに軍配があがってしまう。

いろいろな事情がある中でここまでいうのは心苦しいが、各社には是非利用者を一番に考えた展開を期待したいところだ。

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