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年末を迎えバタバタ劇

いよいよ2013年も押し詰まってきた。政治や社会面では色々と賑やかだ。東京都の猪瀬知事がついに19日には辞任表明となったし、みんなの党を離党した江田憲司衆議院議員らが結いの党を立ち上げ野党再編をめざすという動きもあった。

猪瀬知事については、横柄だという印象を持っていた。参議院の清水谷議員宿舎の移転問題では、東京都の了解を得てすぐ近くの雑木林的な国有地に移転しようとしたが、当時の猪瀬副知事が出しゃばってきて了解は出さない結末となった。その当時、私は参議院議院運営委員会の理事をしていて何度も協議を重ねていたが、当時の故西岡武夫委員長が自ら東京都に赴いて直接交渉まで行った。その時も、故西岡武夫委員長が低調に頭を下げているにもかかわらず、猪瀬副知事が見下したような姿勢に終始していて、いったい何様だとの印象をぬぐえなかった。

徳洲会からの5000万円問題が発覚したときに、これはもうとても持てないだろうと感じていたが案の定であった。もっと早く辞任表明をすべきであったと思うが、都議会のどの会派も擁護に回らなくて、誰もが追及の姿勢を示して、ついに百条委員会設置まで都議会が決議した途端に辞任表明となった。

引き際が遅すぎたし、そもそも「政策は良かったが政務は素人だった」などと弁解をしているようだ、徳洲会から無利子、無担保で5000万円もの大金を受け取っておいて選挙に無関係の個人的借り入れなどという言い訳が通じないことは、それこそ素人でも分かる。こんな程度であれば作家としても駄目だろう。

でも世の中の流れが速いので、多くの人たちは猪瀬知事のことはすぐに忘れて、来年2月に行われる都知事選の候補者選定に関心が移っていくだろう。しかしそう簡単に忘れてはならないし、辞めたからといって安易に許してもいけない。徳洲会からの5000万円問題について、都議会があっさりと百条委員会の設置を取り消してしまったのは残念であるが、告発が受理されて刑事捜査がなされるのは必死だからだ。辞任したからと言ってもそう簡単には逃れられないのだ。

徳洲会から無利子、無担保で5000万円もの大金を受け取っておいて選挙に無関係という訳にはいかない。徳洲会問題については、いずれ徳田家の母親を始め関係者が起訴されて公判が始まるし、徳田毅衆議院議員の進退問題にまで発展することは間違いないから、猪瀬知事には徳洲会問題が必ずつきまとっていくはずだ。

それにしても徳洲会という医療法人は、徳田虎雄氏が一代で築き上げたものだが、その資金力には驚くばかりだ。簡単に何千万円や何億円ものお金をばらまくことができるのだから、その経理は一体どうなっているんだろうと思う。今でこそ病院はその多くが赤字で苦しんでいるが、かってはやり方次第では大儲けができたということだろうか。徳洲会問題は根が深いから、厳しく追及をしなければならない。

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