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12月16日日経新聞朝刊見たぁ?

確定拠出年金/401K(個々の従業員自らが運用責任を持つ企業年金)の運用成績が発表になっていた。

元本割れ状態の人はほとんどなく(元本割れは加入者の2%程度)、運用利回り(年利率/1年当たりの利回り)が3%を越えてきたと言う。

確定拠出年金は現状500万人近くのサラリーマンの加入する年金制度で、各従業員の運用資金は60歳まで絶対に引き出すことができない。大手上場企業(パナソニック、ソニー、伊藤忠商事、日立製作所などなど)の多くが当該制度を採用している。米国の年金制度を参考に2002年に日本に制度導入された。

今回、3%の運用利回りを確保している人は「リスク」をとって投資信託を選択した人である。元本保証の普段から馴染みのある保険商品や預貯金商品を選択した人は、悲しいかな、積立金は全く増えていない。

弊社でも毎年3月末にクライアントの運用成績を確認するが、過去10年間で(2003年4月~2013年3月末)、年利率4,76%を確保している(仮に2003年4月に100万円で運用をスタートしたとすると2013年3月時点で約150万円に達していると言うこと)。

毎回セミナー時に話す「本質」を理解することは非常に大切である。資本主義経済とは、株式市場とは、株価、景気、金利、物価、為替は原則、どのような仕組みで動くのか、などを理解することは非常に重要である。経済、金融などの仕組みを理解することは自分の暮らしやライフプランを立てる上で非常に参考になる。

一方で、近い将来の予想コメントを見聞きして、

「日本株が上昇する!」

「為替は円安になる!」

「株式よりも金が良い!」

「米ドルよりも豪州ドルが良い!

とどこぞのセールスマンやマネー雑誌、インターネット情報に絶対に踊らされないで欲しい。

相場観を持つことは悪いことではないが、その相場観を過信して、自分の大切な資金を動かすような愚行、蛮行は是非、避けて欲しい。自分の大切な資金を失いたくなければ、マネーゲームは絶対に避けて欲しい。

仮に相場環境がますます好調で資金が増えてくると「欲ボケ」が始まり、マネーゲームに走り出すクライアントが出てくることが本当に心配である。

資産運用とマネーゲームは似て非なるものです。
投資と投機は似て非なるものです。


時間をかけて、時間をかけて、ゆっくり、ゆっくり数年、数十年かけて財産を構築していくことを資産運用というのです。1年、2年、3年、4年、5年程度で多少資金が増えたとしても決して浮かれないでください。

30年間、この世界で資金を殖やし続けてきた私が言うのだから是非その言葉に耳傾けてください。

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