記事

誰しも完全に独立性を担保できるわけではない中での、メディアの独立性を憂う裏側でメディアを縛っている可能性があるという事実

1/2
世の中に他者との関係を完全に断ち切った完全独立性を持った(事業)主体の存在というのは、私の知る限り無いと思っています。ステークホルダーと呼ぶのか、スポンサーと呼ぶのか、関係者と呼ぶのか、はたまた仲間や家族と呼ぶのか。完全自立で外部と一切の関係を断ち切ったまま存在できる(事業)主体というモノを思いつきません。

もちろん有る一定の独立性や独自性を担保されている存在というのはあると思います。でも、必ず他者との関係は存在するわけで・・・

報道の独立性という立場、そしてそれを報道機関としての立場

具体的なメディア論に言及すると「素人が何をほざくのだ、このアホ」といわれるのがオチですが、世の中の何かを誰かに伝える人あるいは機関それぞれが、ある一定の立ち位置からモノを見て、理解して、そして伝えるわけです。実は見た時点でその人の思考というフィルターを通りますし、それを最終的に何らかの形で伝えられる側もある一定の立ち位置からそれを理解しますから、伝えられるモノが誰から見ても完全中立なんてありえない、というのがまずスタートになると思っています。

この考え方については2007年に自分の編集姿勢の偏向は当たり前だと思い続けたい私は変かな?というエントリーでも触れたのですが、この考え方自体は今でも変わっていません。あるいは・・・ これは自分のTumblrの中でのエントリー(今までTumblrは微妙に封印してきたのですが)なのですが、メディアの立ち位置を自分の立ち位置で評価しないという立ち位置なんてコトも考えたり。これも基本的には今でも変わっていません。

ただ、これらはどちらかと言うと「報道」という部分に言及しているだけで、それ以外の部分については特に意識していません。たとえばテレビにおけるバラエティやドラマ、たとえば雑誌における何らかの特集などですね。

でも・・・

たしかに、それはわかります。流れも、両方の気持ちも。良い悪いで言うと良くはないんじゃないかとは思うんですけどね

Business Media 誠のコラムでこんなのが目に留まってしまいました。




かつて自分自身がスポンサーとしてメディアと関わっていた時期もあったこともあって、なんだか流れ自体は理解できます。ただ、このコラムにあるような過度の介入と思われるところはそれほど無かった記憶があります。

もちろん、ある程度の介入があったのは事実ですが、あくまでも編集と広告は別。状況によっては広告出稿を減らせみたいな指示が無かったかと言うと嘘になりますが、それとは逆の行動を取った事もあります。(具体的には書けませんが)

自分なりの受け止め方、自分なりの理解。で?

昔はそんな事は無かったか?いや、そうとは言い切れないと思います。

単にそれが目に付くようになった、あるいはこういう指摘が目に触れやすいところに出るようになったから気が付いたというコトなのかもしれません。

トピックス

ランキング

  1. 1

    体操内村の偽陽性報道 医師異論

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    NHK受信料「義務化」は時代錯誤

    大関暁夫

  3. 3

    伊藤容疑者 事務所破産の可能性

    SmartFLASH

  4. 4

    感染防ぐ日本人 生活習慣にカギ

    中村ゆきつぐ

  5. 5

    欧州の教訓 PCR検査は対策ならず

    PRESIDENT Online

  6. 6

    橋下氏「毎日新聞は公選法違反」

    橋下徹

  7. 7

    大阪都構想 賛成派ほど理解不足?

    赤池 まさあき

  8. 8

    岡村の結婚に幻想を抱く中年男性

    PRESIDENT Online

  9. 9

    今年も渋ハロ 目だった鬼滅コス

    文春オンライン

  10. 10

    国民生活の改善でトランプ氏優勢

    NEXT MEDIA "Japan In-depth"

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。