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結党精神を実現するための「決別」

本日、離党届を提出しました。

ちょうど2年前の今頃、意を決してみんなの党の公募に書類を提出し、公認を頂きました。
1年前の今頃は、まさに衆議院総選挙の真っ最中。

みんなの党がなかったら、国政に出る決断をしなかったと思います。
しがらみゼロこそ、国民本意の政治の礎。
そして何より、与党を一人で離脱した渡辺代表のあの姿。
信念を貫く政治家のもとで戦いたい、そう思ったからこそ、みんなの党を選びました。

その信念は、長らく日本の政権を担ってきた政党に対抗し得る勢力をつくる、そんな意志が原点だったのではと、私は思っています。

『派閥の前に、党がある。党の前に、国民がある。』
国民本位の政治を実現する。
そのための【脱・官僚政治】、【地域主権】、【既得権益の打破】です。

長い政権担当によって生じた「しがらみ」にがんじがらめになった政党には不可能なこと。
「しがらみゼロ」という対極に位置する私たちこそ、実現可能なこと。
みんなの党に一票を預けてくださった皆さんが、党に期待すること。
そう思っています。

与党におもねらず、明確な是々非々の対応をする。
それこそがみんなの党が当面実行していくべきことであって、与党と組めば闘う力も一気に弱くなります。

離党するに至った最大の理由は、みんなの党が与党に“本当に”寄り添おう
としていることを確認してしまったからです。
図らずも代表の口からそれを裏付ける言葉が発せられ、直接聞いてしまった
以上、なかったことにするのは不可能でした。

増税を決め、原発再稼働を進め、官僚政治を強化する法案を強引に
通した政権と手を結ぶことは、私には容認できるものではありませ
ん。
それは党の原点たる精神に、明確に反することでもあります。

比例当選で議席を預かっている私が、法的には問題ないとはいえ、
離党することが本当に許されるか、相当に悩みました。...
しかし、上記のような動きを含め党が本来期待された役割を果たせ
なくなったなら、それを実現するために新しい環境を作り出すのも
また、議席を預かる者の責務と考えます。

【脱・官僚】【地域主権】【既得権益の打破】という、結党の精神に
従った政策を実現する。
そのために、党を離れることを決意いたしました。
~ 残るも地獄。出るも地獄。
ならば見てきた地獄より、まだ見ぬ地獄に希望を持とう。~ (井坂信彦議員)

ともに離党した13人の同僚たちならば、地獄にあっても希望を持って進んで行けると思います。

一方で、党に残ると決めた多くの同僚たちも、同じように悩み苦しみながら、反対の決断したのだと思います。最後の結論が、少しズレただけにすぎないのだ、と。
いつか、また道が交わる日があれば・・・  それも、希望のひとつです。

いつか「林も大した政治家になったな」と評価されるよう全力で努力し、お世話になった先輩議員の皆さんへのご恩返しとしたい。 それもまた、希望です。

なお、党執行部より議席を返上するようにという強い要請を頂きま
したが、上記のように与党の一派閥的な動きをなさろうとしている
と確認してしまった以上、お返しすることは差し控えたく存じます

私の至らない点についての厳しいご批判は受け止めつつ、前を向い
て歩んで参ります。
今後とも、ご指導、ご助言を賜りますよう、よろしくお願いいたし
ます。


衆議院議員
林 宙紀

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