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就活に受験料導入?

ドワンゴというネット企業が一人当たりの受験料を2525円だとかに設定したらしい。

ってまあ少し前のニュースなので少しタイミングがづれているのだがご容赦願いたい。

今まではおそらくなかった話なので賛否も別れるようだが、まあ冷静に考えれば何のこともない話だと思う。

採用する側はできるだけ優秀と思われる人材を取りたいが応募する人をすべて面接するだけのコストをかけることは当然できない。会社の規模や方針によってある程度のコストまででできるだけ優秀な人材をとるというのが目標になる。

そうなると、まずは面接の前に大学名やエントリーシート・適性試験でふるいにかけるという方法をとらざるを得ないだろう。大学名は関係ないですと言って応募してくる学生になりふり構わず会っていたらコストが膨大になるからだ。

もちろん、ネットなどない時代はエントリーシートもいちいち手書きだし、エントリーシートを送る費用だけでもばかにならないから今のように多くの企業に応募することは難しかったのかもしれないが、今は容易に多くの企業に応募できる。

もちろん、大学名でふるいにかけてしまえばそれでもいいのだが、ドワンゴという会社はそれが嫌だったのだろう。だからまず受験料というハードルを設けるとともに受験料でリクルーティングの費用に回すことで少しでも多くの人間を見極めようというのだからまっとうだしむしろ良心的な気もしなくもない。

日本の就活という制度は極めて合理的でものすごい人材市場/労働市場だと僕は思うのだが、さすがにあまりに流動性というかアクセスが簡単になってしまったせいで逆に問題が起きているのかもしれない。

欧米ではあまり就活などというものはない。

自分でインターンの先を見つけたり企業にメールは手紙を送って新規採用をしていないか探って応募していくのが当たり前だという。

これこそまさに労働市場の非効率性が表れていると思うのだが、今のような時代になると企業側が積極的に新規採用しまっせー。と声をかける必要は徐々になくなってきているのかもしれないとも思う。

おそらく学生は放っておいても企業のサイトにアクセスして応募したいですとメールや手紙を送り付けてくることが想像できるからだ。

受験料をとるのは良心的で人気の企業がもし応募者が殺到して困っているならば、そのうち新規採用のページなどなくなってしまうかもしれないなあと思ったりもする。有名大学だけにでかけてセミナーを開いてい、あとはメールをいきなり送り付けてきたりOBやOG経由で申し込んでくる熱意のある(?)学生だけに門戸を開くようになる可能性もあるんじゃないだろうか。

就活市場へのアクセスのあまりの容易さが今回のこのドワンゴの決定の一因のような気もする。とすれば、やっぱ日本の学生は(世間的には不幸だと言われているが)恵まれていると僕は思う。

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