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- 2011年07月26日 21:16
中国の高速鉄道事故とミニブログ
中国のネットと言えば厳しい検閲が有名ですが、先日発生した高速鉄道の事故に際しては、意外なほど関連情報の共有が行われていたようです。この件に関する中国国内のミニブログの動向を、以下の2つの記事が詳しく伝えています: ■ 感動!温州高速鉄道追突事件に見るミニブログの力 (中国網日本語版)
■ Micro blogs play key role in rail disaster (China Daily) いったいどのような状況が見られたのか、時系列に沿って箇条書きにしてみましょう:
■ Micro blogs play key role in rail disaster (China Daily) いったいどのような状況が見られたのか、時系列に沿って箇条書きにしてみましょう:
- 7/23 (事故発生の7分前): 現場近くに住んでいた"Smm_miao"というユーザーが、車両が不意に停車するのを目撃、乗客の安否を気遣うメッセージを投稿。
- 7/23 8:30 pm頃: 事故発生(北京南駅発福州駅行きのD301便と杭州駅発福州南駅行きのD3115便の高速列車が浙江省温州で追突)。
- 7/23 8:47 pm: D301便に乗車していた「羊圈圈羊」というユーザーがミニブログサービス"Weibo"(新浪微博)でSOSを発信。このメッセージは11万2,000回以上転送される。
- 7/23 10:45 pm: 羊圈圈羊が「警察に救助された」とのメッセージを投稿。
- 7/23 (時間不明): D3115便に乗車していた"Lugege"というユーザーが同じくSOSを発信。同時に携帯電話で事故の様子を撮影してウェブ上に投稿する。
- (事故発生後): メディア関係者がミニブログ上で情報収集を行う。
- (事故発生後): 確認された乗客や負傷者等の氏名といった安否情報がミニブログ上を飛び交う。安否確認に関連する投稿は、7/24 5:30 pm 時点で8万件以上。
- (事故発生後): 負傷者に輸血するための血液を集めるため、医療機関から献血の呼びかけがミニブログ上で行われる(献血に駆けつけた市民たちの写真もミニブログ上にアップされる)。
- (事故発生後): 「犠牲者の家族を現場まで送迎する」といったボランティアの申し出がミニブログ上で行われる。
- 7/24 7:00 pm 時点で、事故に関するWeibo上のメッセージは400万件以上。
- 浙江省の政府関係者も、事故の状況についてミニブログ上で情報を発信。



