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地下鉄ホームのスーパーマーケット

ネット上で日常品や生鮮品が購入できる「ネットスーパー」。日本ではほとんどの大手スーパーが提供しており、既に利用しているよという方も多いのではないでしょうか。ネット技術のみならず、小口配送の高度化によって、短時間で少量の物品を各家庭に届けることが可能になっているわけですね。

それではQRコード(二次元バーコード)はどうでしょうか?こちらも日本人にとってはお馴染みの仕組みであり、ポスターから雑誌まで、様々なところで見かけるようになっていますよね。

それではこの2つが組み合わさるとどうなるか――大手スーパーチェーンのTESCOが、韓国でこんなプロモーションを行ったそうです:

Augmented Reality: Koreans Grocery Shop While Waiting For the Subway (Discover)

僕の下手な説明を読むより、こちらのビデオを見ていただいた方が早いでしょう:



地下鉄のホームに、スーパーの陳列棚そっくりの看板を設置。それぞれの商品にQRコードをつけ、アプリで読み取り>購入を可能にしたというわけですね。要はネットスーパーとQRコードを組み合わせただけなのですが、帰宅時の人々にアピールすることに成功し、プロモーション期間中にこの「地下鉄ホーム店」を利用したユーザーは1万人以上で、売上は130パーセント上昇、さらに期間終了後には76パーセントも会員数が増加していたそうです。

インターネット(+モバイル技術)と配送インフラ。「情報」と「モノ」の2つを運ぶインフラが整備されたことによって、「買う」という行為は実際の「モノ」がある場所から切り離され、どこでも実現することが可能になりました。しかしこれまでは、PCや携帯電話といったデバイスにこだわりすぎて、その利点を活かせていなかったのかもしれません。デバイスではなく、人々の生活パターンの方に思いをはせること――つまり人々の日常生活の方に「買う」という行為を近づけることを目指せば、TESCOが思いついたようなアイデアを他にも見出すことができるのでしょう。

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