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- 2011年02月22日 07:19
「ブログ離れ」が示すソーシャル化への流れ
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もう1つ、記事ではこんな興味深いコメントが紹介されています:
将来的には(というより現時点でもそうなりつつあるわけですが)、ブログはソーシャルメディアの構成要素、あるいはその付属品として捉えた方が正しい存在になるのかもしれません。ソーシャルメディア自体が情報発信の機能を備えるものの、それでは満足できない(字数制限やデザインが不自由などの理由で)場合に、機能拡張するためのツールとしてのブログ――と書くと何か矮小化されてしまうようなイメージを与えるかもしれませんが、むしろ機能分化という意味で「進化」だと捉えられるのではないでしょうか。恐らく「ブログは死んだ」的な議論が今後も度々出てくると思いますが、個人的には個々のサービス単体で見るのではなく、インターネット、あるいは個人が自由に参加できるメディア全体の方に目を向けて、そこに実現されているより優れたシステムを評価するべきだと考えています。
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But some blogging services like Tumblr and WordPress seem to have avoided any decline. Toni Schneider, chief executive of Automattic, the company that commercializes the WordPress blogging software, explains that WordPress is mostly for serious bloggers, not the younger novices who are defecting to social networking.いまブログを続けている人も、当然ながら「TwitterもFacebookも使わずにブログ一直線」というわけではなく、ブログに欠けているソーシャル性、リアルタイム性を補うものとしてソーシャルメディアを活用していると。個人的な経験から考えても、Schneider氏の指摘には賛同できます。
In any case, he said bloggers often use Facebook and Twitter to promote their blog posts to a wider audience. Rather than being competitors, he said, they are complementary.
“There is a lot of fragmentation,” Mr. Schneider said. “But at this point, anyone who is taking blogging seriously ― they’re using several mediums to get a large amount of their traffic.”
(様々なブログサービスが利用者を減らしている)一方で、TumblrやWordPressといったブログサービスは、そのような凋落傾向を回避しているようだ。WordPressの商品化を行っているAutomattic社の役員であるToni Schneider氏は、WordPressがブログに本格的に取り組んでいる人々向けの製品であり、ソーシャルネットワークサービスへと離れて行きつつある若い初心者向けのものではないと説明する。
いずれの場合も、ブロガーたちはしばしばFacebookやTwitterを使い、より多くの読者をブログに集めようとすると彼は述べる。彼によれば、ブログとソーシャルネットワークは対立する存在ではなく、補完関係にあるのだ。
「大きな細分化が進んでいます」とSchneider氏は言う。「しかし現時点では、ブログに真剣に取り組んでいる人々は様々なメディアを使い、自分のブログへのトラフィックを増やそうとしているのです。」
将来的には(というより現時点でもそうなりつつあるわけですが)、ブログはソーシャルメディアの構成要素、あるいはその付属品として捉えた方が正しい存在になるのかもしれません。ソーシャルメディア自体が情報発信の機能を備えるものの、それでは満足できない(字数制限やデザインが不自由などの理由で)場合に、機能拡張するためのツールとしてのブログ――と書くと何か矮小化されてしまうようなイメージを与えるかもしれませんが、むしろ機能分化という意味で「進化」だと捉えられるのではないでしょうか。恐らく「ブログは死んだ」的な議論が今後も度々出てくると思いますが、個人的には個々のサービス単体で見るのではなく、インターネット、あるいは個人が自由に参加できるメディア全体の方に目を向けて、そこに実現されているより優れたシステムを評価するべきだと考えています。
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