記事

2013年現在の日本のVC業界はレッドオーシャンなのか

こんな僕でもごくたまに転職相談を受けることがあります。「今からVCに転じるってどうですか?」とか。「umekiさんも好きそうだからVCに転じればどうですか?」と聞かれることもあります。注:残念ながら僕にVCからのオファーは特にありませんw

ほぼ毎月寄稿している月刊事業構想の11/30発売号でベンチャーキャピタル特集を組んでおり、そこの企画執筆を手掛けたのですが、2013年に入ってからはCVCを中心に投資側はプレイヤーが増えたなと感じています。

投資するプレイヤーは増えていますが、投資に値するスタートアップの数も比例して増えているかというと決してそうではありません。むしろここ最近はシードやアーリーでの投資案件は枯渇してきている印象を受けます。

投資案件の減少&投資側のプレイヤーの増加

明らかに投資側にとってはレッドオーシャンな市場と化してきています。

このレッドオーシャンな市場の中でどんなVCが良いディールを獲得していくのでしょうか。バイネームで挙げてしまうと、過去にThe Startup推奨ファンドで取り上げたところが市場を牽引して行くと思われます。シード・アーリーはインキュベイト、CAV、EAST VENTURES、ANRIのようなプレイヤー、シリーズAはGCP、ITV、DGインキュベーション、シリーズBはフィデリティ、サイバーエージェント本体投資、のようなところです。

今から参入してこれらのプレイヤーと戦うのは正直しんどいわけです。

とはいえ、まだレッドオーシャン化していないところはあると思います。シードアクセラレーターはサムライ、MOVIDA、onlabというプレイヤーもいますが、もう少しあった方がいいと思う。シリーズBもまだ手薄で参入余地はあると思います。

投資するプレイヤーが増加しているので、起業家側にとっては資金調達先の選択肢が増えた良い時代になったといえます。投資するに値するスタートアップが自然発生的に増えるというよりかは、いかに多く創れるかという点が今後の焦点になってくる気がします。

そういった意味では個人投資家がハンズオンで入るスキーム(Gunosyとかはそういうスキームと言っていいのでしょうか)や、かつてのIVPのような事業の立ち上げから手掛けるスキームはますます付加価値が高まっていくように思えます。

投資家はいつも起業家を支える黒子な存在であるわけですが、投資プレイヤーの増加により相対的にますます起業家の価値がここ数年上がっていくのだろうと思います。

日本国内のVC業界はレッドオーシャン化していると思うか、そんなことはないと思うか。自分なら今からVCをやりたいと思うか否か。などなど、ぜひご意見をお聞かせ下さい。僕は今からVCやりたいと思わないしお勧めもしませんが、事業創造型のファンドの需要は高まると思います。

あわせて読みたい

「ベンチャーキャピタル」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    宮崎美子の才色兼備ビキニに脱帽

    片岡 英彦

  2. 2

    見直し当然?野党ヒアリング紛糾

    BLOGOS しらべる部

  3. 3

    「官邸TV監視」赤旗スクープ称賛

    BLOGOS しらべる部

  4. 4

    社民党分裂 背景に立民の左傾化

    音喜多 駿(参議院議員 / 東京都選挙区)

  5. 5

    倉持由香 初の裸エプロンに感激

    倉持由香

  6. 6

    田原氏 野党は安易な反対やめよ

    たかまつなな

  7. 7

    ブラタモリに失望 忘れられた志

    メディアゴン

  8. 8

    小沢一郎氏の怒り買った立民議員

    文春オンライン

  9. 9

    世界も注目 鬼滅映画の大ヒット

    木走正水(きばしりまさみず)

  10. 10

    小沢一郎氏は共産党の用心棒役か

    赤松正雄

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。